人間の耳は優秀である。
聞きたい音は大きく、
不要な音は小さく。
無意識のうちに選別される。
周りの音が騒がしく、
途切れ途切れにしか聞こえ無い状況であっても
データ(脳)の中から瞬時に選択され、補正される。
ハイテク機能搭載。
人間って素晴らしい。
職場のエステルームは、
3つのルームが並んでいる。
一応の個室だが、
部屋を仕切る壁は薄く、
隣で話す話し声は丸聞こえである。
が、
よほど大きい声で話さない限り気になることはない。
先日のことだ。
お客様へ施術中。
隣のルームではお客様とスタッフK美さんの楽しく話す声。
急に耳に飛び込んで来たある言葉。
『便秘』
人間は自分に関係することに対して
敏感になるようである。
『エアー縄跳びするようにしたら、
便秘が無くなったんですよ~』
何回!?
ねぇっ、
何回ぐらいっすか?
1日どんくらい飛ぶんですかっ??
K美さん聞いてーーー!!!
突っ込んで聞いてーーーーー!!!
心の叫び届かず…。
本日30回跳んでみた。
揺れるお腹。
エアーでもキツい…
未だ訪れる気配ナシ。
もうちょいかなぁ…