久方ぶりに
姉から電話があった。

ので、
姉の話を書く。
少々長くなるかもしれないが…



天の声が聞こえる。

私の姉の話である。

姉は現在44歳。
旦那様と子供達3人に囲まれ、
鹿児島で生活している。

7~8年前に
マイホームを購入。

その家に引っ越し、
半年程した頃だったと思う。


激やせした。


原因は、
油抜きの食事。
近所でのトラブル。
子供達の転校後のストレス。

様々なことが重なったのだと思う。
なんせガリガリに。


外見は50歳代に見えるほど血色が悪く、
土気色であった。


突然だったらしい。

おかしな事を言い出した。


神様の声が聞こえると言うのである。


『神様が寂しがっている。
私しか分かってあげられない。
だから、
神様のところへ行かなくてはいけない。』
と言い出した。


医師の診断は、
脳の栄養不足による症状で、
脳みそが混乱しているとのこと。


薬をしばらく飲めば治るという話だったが、

『神様が、薬を飲むと神様の声が聞こえなくなるから、飲むなと言っている。』

と言って飲まない。

長い時間説得して、
ようやく渋々飲む。
という状態であった。


幸い時期は夏休み。

子供達が説得して飲ませていたのだが、

新学期が始まると
昼間1人になってしまう。

薬の効果もまだ現れ無い。

ということで、


実家へ連れて帰る事にした。



続く…