先程。
一科目が終わった。
今日が最終授業であった。

良い先生であった。

今年度を振り返りながら、私達に沢山の問題提起をしてくれた。


私も振り返ってみた。


やる気一杯で入った学科である。
どこで道を間違えてしまったのだろうか。


いつ
学校が苦行の場所となり

何が
やる気を失わせたのか


学科担任の
授業がつまらないとか、内容が低レベルだとか、

愚痴ってはいるが、

先生によって格差があるのは、仕方無いことだ。

残念だが、学校とはそういうモノである。


ここまでの苦手意識には
何か原因があるハズである。


振り返ってみて、
忘れていた出来事を思い出した。



『先生の講義を聞いて、先生に憧れて、この学科に入りました。』

新入生歓迎会時に、
学科担任に私が言った言葉である。

私はほろ酔い。
先生はシラフ。

酔ってはいたが、
本気の言葉であった。

返事は、
『こんな子、入学させるんや無かったわ~。』

全否定である。

お前、嫌い。
と言われたのに等しい。


お酒も入って、テンションは高め。
酔っ払いの相手は、
シラフの彼女からしたら
よっぽど
ウザかったのであろう。

私も
騒ぎ過ぎていたような…
気もする。



もちろん、
彼女は冗談のつもりだったのだろう。


しかし、
何気ない言葉には意識的では無くとも、本当の気持ちが入る。


嫌いな子には冗談もキツめに入る。
そういうものであるし、
そういう人でもある。


原因が見つかって一言。



私、ちっちゃいわ~。



言葉の力は怖い。
いつの間にか誰かを傷つけているかも。

気を付けねば。