今では、
その病院は取り壊され、介護施設になっている。


相変わらず、
そこで働く人からは不思議な体験談をちらほらと聞く。


ちなみにS君。
しばらくその電話を無視していたらしいが、

連日同じ時間に電話がかかってくるのに耐えかね

カルテをお供の者に押し付け、
返して来させたらしい。


田舎町だが
一応ヤンキーの頭。

意外にも小心者。



未知の者に遭遇すると、
人間とは意外とそんなものかもしれない。