酒場 琥珀(東京湯島) | ぱあこ日記☆

ぱあこ日記☆

ぱあこのスイッチオフの時間

湯島には有名なバーがいくつかあるそうですが、こちらもその一つ。「琥珀」さんです。
お店に入ると、さすが老舗!という雰囲気の店内。
シックでぬくもりのあるインテリア、そして数えきれないほどの年代物のボトル!



最近の私のファーストオーダーは決まって「ギムレット」。
ジンにライムジュースが加わったカクテルは、甘くて苦く、そしてほんのり酸味がある味わいで大好きです。
毎回どこでも同じものをお願いするので、お店ごとの味の違いも楽しいです。






このお店の一番の人気はこちら。
左側は「グレンファークラス」というスコッチウィスキーですが、それをこちらのバーにあるニッカの樽で寝かせたウィスキーが右の瓶に入っているもの。

なんと60度もあります!






これがその樽。
ご主人によると、以前ニッカから樽でウィスキーが納品されたことがあり、樽熟成するという話だったが、それはそこまで味の変化はなかったとのこと。
ところがその後一度樽を乾かし、このグレンファークラスを入れてみたところ、驚くほど味に変化があったそうなのです。以来継ぎ足しながらいい状態を保っているそうです。

確かに両方いただいてみると明らかに樽熟成したもののほうがまろやかで飲みやすかったです。そして後味の広がりも素晴らしかった。

グレンファークラスは「Cask Strength」。樽出しの原酒なのだそうで、加水調整などが施されていないウィスキー。ご主人によると、やはりそういうウィスキーはやはり粗野でとがった味わいだそうですが、この樽に入れることによって良い変化をするのだとか。




Barは深い大人の世界。私は知らないことばかりですが、この雰囲気に身を置くと、大人っていいもんだなあと思うのでした。