カサブランカの市場の横にあるシーフードレストランでお腹が一杯になったぱあこたち。
さて、どこへ行きましょうー?といっても、前にも書きましたがラマダン明けの休日ということで、街はしぃーんとしています。。。
というわけで、ひとまずこの街一番の見所である、『ハッサン2世モスク』へ行くことにしました。
日差しが強くて歩くのがしんどいので、タクシーで行くことにして、タクシーの運ちゃんと交渉。
ぱあこたち:『ハッサン2世モスクまでいくら?』
運ちゃん:『トゥエンティーディルハム』
まあ、20ディルハムなら相場でしょう。。。ということで合意に達し、タクシーに乗り込みました
運転手さんは、結構陽気な人で、道すがらいろんな名所を教えてくれ、楽しいドライブだったのですが。。。
いざ降りるときに50ディルハム渡すと、20ディルハムしかおつりがありません。
『トゥエンティーディルハムじゃないの?』と聞いたところ、『トゥリンティーディルハムだ』といって、指で3を作ってます
もぉー。なんだその『トゥリンティー』って。確かに3はスリーだから、トゥリーという感じになっちゃうのかもしれないけど。。。怪しいぞ
まあ、高々10ディルハムのことで(約150円)あんまり言い争うのも何だから、何にも言わないで降りたけど、なぁーんとなくやな気分。まあ、もしかしたらこっちが勘違いしただけかもしれないんですけどね
モロッコで英語で交渉しようっていう方が間違いなのかも。
気を取り直してハッサン2世モスクの方を観てみると・・・・
ひゃー、ひろーい 何となく春に訪れた北京の天安門広場を思い出すほどのひろーい広場の向こうに、高いミナレットがそびえ立っています。
ミナレットの高さは200メートル、世界最大級だそうです。
休日ということもあるのか、モスクにはたくさんの人たちがいます。ぱあこたちのようなアジア人が珍しいのか、ちょっと歩くと子供たちが群がってきちゃいます。
それにしても素晴らしい装飾だらけです。何でもモロッコ全土から3300人の職人さんを動員して8年がかりで造ったとか・・・・
上を見上げても、ただただため息が出るばかり・・・・
装飾は全て手づくりだそうなのですが、本当に緻密で素晴らしかったです。このモスクの全敷地には8万人が収容できるそうです。ス、ス、スケールが大きすぎ
そして空は相変わらず真っ青でした。
ちょうどアーチの影が出来ていたので、二人で写真を撮ってみました モロッコくんだりまで来ていることに感動でした。
カサブランカでは何だか暑さと移動に疲れきってしまい、この後ホテルでちょっと休もうと思ったら、そのまま夜を迎えてしまいました 旅行って知らないうちに疲れがたまってきてるんですね。
今回でとうとうモロッコ旅行記を終わります。
この翌朝、まだ真っ暗なうちにホテルを出て、電車にてモハメッド5世空港へ向かい、そのままパリへと飛び立ったのでした