それではモロッコ旅行記の続きです 旅の記憶が新しいうちに。
Riad Djebelを一歩出ると、そこは迷路のような街。マラケシュの旧市街、メディナは、古い町並みのままで、人々が昔と変わらない生活を送っているように見えました。マラケシュはモロッコの中で、フェズに続き古い街だそうです。昔世界史でそういえば習ったような気もしますが、ベルベル人による最初のイスラム国家、ムラービト朝がこの地を都と定め、キャラバン貿易をはじめ、商工業、文化が栄えたそうです。
そのメディナの中心が、こちらのジャマ・エル・フナ広場(Place Djemaa el Fna)。行かれたことがある方なら、この写真をご覧になっただけで、車や人や馬車やロバが行き交う賑やかな様子を思い出すことが出来るのでは無いでしょうか?
広場を取り囲むように、いろんなお店やカフェがありますが、ぱあこたちは『カフェ・グラシエ』に上がって、広場を眺めることに 西欧の観光客がとっても多いです。やっぱりフランス語が通じますしね。
上から眺めていると、ありとあらゆるモロッコの光景が見えて、全然飽きません。こちらは観光用の馬車。ぱあこたちは乗りませんでしたが、マラケシュ市内のあちらこちらで見かけました。
こちらは蛇使いのみなさん。蛇はちょっと写っていないのですが、笛を吹いている方がいますね。この笛の音がいまいち・・・それにしても蛇一匹でこんなにたくさんの方の生活を支えているのかと思うとビックリです。
この派手な衣装の方は、昔ながらの水売りの衣装をまとったオジサマたち。といっても今は水を売っているのではなく、一緒に写真を撮ったりしてチップを稼いでいます。ちょっと立って鈴を鳴らして何人かと写真を撮っては、すぐにサボってた・・・・
夕方が近づくと、広場は一気に大忙しです。というのも、この広場では夜な夜なたくさんの屋台が出て、大道芸が出て、お祭り騒ぎなんです。昼間でも十分賑やかですが、夜は本当にすごい 皆さん屋台の設営に大忙し。
段々夕焼けが近づいてきました。ちなみにこの時期はちょうどイスラームの断食の期間、ラマダンに当たっていたので、ムスリムの皆さんは日の出~日の入りまで水も一切口にすることができません。6時半少し前の日の入りとともに、サイレンが鳴り響き、皆さん一斉にお食事タイム
広場は夜に向かってさらに活気付いてきています。こちらはその場で絞ってくれるジュースや、ドライフルーツを売る屋台。ぱあこは昨年バルセロナの市場で絞りたてジュースを飲んでお腹を壊して以来、ちょっと旅先での屋台ものにビビッています
こちらはメディナの西にそびえ建つマラケシュのシンボル、クトゥビア(Koutoubia)というモスクです。夜空に浮かび上がる姿はとても荘厳でした。
さあ、ラマダンも終わって屋台オープンです。この広場はとっても広いのですが、この広場を含めてマラケシュのメディナには車線や信号が全然ありません。広場でぼーっと立っていると、タクシーや馬車がやってきて轢かれそうになります
いろんな屋台がひしめき合っています。地元のみなさんや観光客でいっぱいどのお店も客引きに必死なので、ちょっと近寄るとウルサイのがちょっと
屋台のほかにも、広場では大道芸、蛇使い、サルまわし、演奏、歌、モロッコの女性のオシャレ、ヘナを描いてくれるおばさんたちなどで、無秩序な状況です。
それにしてもマラケシュの方々のパワーには圧倒されてしまいました。この広場のお祭り騒ぎは毎夜夜中まで続くそうです・・・・