久しぶり | チェリーのブログ

チェリーのブログ

こんにちは
7月には日本語教師の講座を卒業!
10月からは日本語教師デビュー!!!
日々、日本語に関するあれこれを綴ります。

なんだか、また、何かを書きたくなって・・・


先日、村上春樹さんの
「色彩のない多崎つくると彼の巡礼の年」を読んだよ。


突然、仲間から、一方的に絶交を告げられる
なんか、小学生の世界だね

でも、振り返ると、
理由もわからず、疎遠になった友達と思っていた人たちがいたなあ。

理由が怖くて聞けなかった人
ただ、自然消滅してしまった関係

この本を読みながら、色々な過去が思い出されて
しばし、本の筋とは違った方向へ思考が飛んでいった。


ただ、つくるくんには、理由があったわけで、自分とは全く違っていたけど
冒頭の部分で、忘れようとしていた自分の過去に触れることができたのは
良かったのかも知れない。



「色彩のない」とは、うまく表現したものだ。
私も、自分のことを、そんな風に捉えている。
これといって、何もなく、
他人は、キラキラ見える。

不思議だよね。

きっと、ほかの人はほかの人で、それぞれ思いがあるだろうに。
なんだか、自分だけがダメな人間に思える。
「色がない」
すごく、しっくりくる。


いい作品を読んだあとは
なんだか、文が書きたくなる。
感想が言いたくなる。

そんな気分だ


では、また (o・・o)/~