こんばんは!
ここのところ、30度を割ったりして、
あの暑かった7月上旬はなんだったのか・・・
でも、夜ぐっすり眠れる喜びをかみしめています
今日は、
「先生」と「教師」の違いです。
日本語のテキストに、
「先生」と「教師」の語彙が出てきて。
はたと困りました。
「先生」と「教師」って、どう違うの?????
違いがわかったって
学習者に説明するのは難しいのに
わからなければ、問題外・・・
そこで、例文をいろいろ作って
次のような違いを発見!
まず、明らかに違うのが、次の例です。
「先生、お願いします。」 ○
「教師、お願いします。」 ×
「先生」は、呼びかけとして使わ
れています。
呼び掛けには、「先生」しか使いません。
では、「教師」が、好まれて使われるのは、
どんな時でしょうか。
例を見てみましょう。
「お仕事は何をなさっていますか。」
「数学の先生です。」 △
「数学の教師です。」 ○
職業として話す時ですね
特に、自分の仕事として話す時は、
「先生」より「教師」を使うようです。
それに、
職業欄には、「先生」より、
やはり、「教師」ですよね(*^▽^*)
「先生」は、学校の教師をはじめ、医者や
弁護士、研究者等、指導的な立場にある
人たちに対して、敬意を表す呼び方です。
それに対して、
「教師」は、『公認された資格を持って、
児童・生徒・学生を教育する人』(広辞苑
より)とあるように、職業としての意味合い
しかありません。
学習者には、
「教師」は、仕事(職業)として
「先生」は、呼びかけ、あるいは、代名詞
(わたし、あなたなどの代わり)として使わ
れるということを、例をあげて説明すること
になります(これが、難しい)
最後に、渾身の例文!?
「先生(『わたし』)はね、みんなのためを
思って、宿題をだしているんですよ~~」
「え~!先生(『あなた』)は、いつもそうい
うけど、それって本心ですか?」
たかが「先生」、されど「先生」
・・・奥が深い・・・
今回も、わかりにくかったかな?
私の先生としての腕も、まだまだだな・・・
精進あるのみ
頑張ります