こんばんは~
フィギュアを見ながら
課題をしこしこ頑張っています
今回は、2つの課題のうち
「にとって」 「として」 「には」
の使い方の違いを考えました。
「~にとって」
意味
ある視点から見た、評価や判断や考えを述べる
「~」から見て、主観的な考え方。
使い方
~にとって、SはV(またはA)だ、Sはできる、できない
など・・・
~にとっての後の文には、「~」の考え、判断が入る。
類似表現
(人)の立場からみると
(物)の点からみると
例
中国人にとって、濁音と清音の区別をすることはとても
難しいことだ。
中国人の立場から、濁音と清音の区別は困難だと
判断している。
「~として」
意味
「~」は、役割、立場、目的、種類などが来る
使い方
~として、SがV. (ある、ない、する、しない)
~として、OをV.
類似表現
~という立場から・・・する
~という目的で・・・する
例
私は、患者の看病をする。
私は、看護師として、患者の看病をする。
↓
私は、看護師としての立場から、患者の看病をする。
私=看護師
本を贈った。
誕生日プレゼントとして、本を贈った。
↓
誕生日のプレゼントという目的で、本を贈った。
本=誕生日のプレゼント
「~には」
意味
「~」には、その文における判断、評価の対象が入る
その対象に対して、その判断、評価は客観的
(cf.~にとって)
大きい、難しい、できる、できない、わかるなどの
評価が、何に対して下されるのかを示す。
他のものはともかくとして、という対比的な含みが
生じる。
用法
~には、大きい(大きすぎる) など・・・
類似表現
~が判断の対象(基準)となると、・・・
例
身長120センチ以下の子供には、このアトラクションに
乗ることができない。
身長120センチが、アトラクションに乗れるか
乗れないかの判断基準になっている。
この説明で
少しは違いがわかるようになったでしょうか
次回は、
「~にとって」 と 「~には」
の、ニュアンスの違いについて話したいと思います。
ではまた