覚えていますか・・・その4 | チェリーのブログ

チェリーのブログ

こんにちは
7月には日本語教師の講座を卒業!
10月からは日本語教師デビュー!!!
日々、日本語に関するあれこれを綴ります。

お久しぶりです。

今日で11月も終わり、明日からはいよいよ12月ですね。


もう1年が終わるなんて・・・

今年は、あっという間に12月が来てしまったという感じです。


皆さんの1年はどうでしたが?


あら、もう終わり?

という人たちもいらっしゃるでしょう


でも、まだ、1ヶ月ありますよ!

やり残しのないように、頑張りましょう!!・・・かくいう私が一番焦っていますf^_^;




さて、今日の問題です。



ゆく河の流れは絶えずして、しかも もとの水にあらず。 

淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたる例なし。

世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。



上に書かれた文章の作者作品名はなんでしょうかはてなマーク






               ダウン


 





答えは


『方丈記』 『鴨長明』です。


1212年鎌倉時代に書かれた、日本中世文学3大随筆の1つと言われています。

また、漢字と仮名の混ざった、和漢混交文で書かれています。



今までの文に比べて読みやすくありませんか?




この冒頭の部分の、

移り行く物のはかなさ

語ったくだりは、あまりにも有名ですね。



日々変わらぬ生活を送っているようでも、1日として同じ日はないですよね。

今の生活がいつまでも続くような錯覚についとらわれがちですが

永遠なんてものはないんですよね。


流れる水のように、ある時は激しく、ある時はやさしく、ある時は静かに

日々変わる、新しい1日を大切に生きていきたいですねラブラブ