先日、私が通っている日本語教師養成のクラスで
中級の学習者に対して
「~たものだ」
の構文を導入するという模擬レッスンで
「懐かしい」
という言葉を使ってしまいました。
実は、この言葉、この時点ではまだ、未導入の言葉なので
使ってはいけない言葉なのです。
というわけで、案の定、
疑似生徒(日本人)から
「なつかしい」の意味を聞かれました。
懐かしいは、
昔のことを思い出して・・・
後の説明の言葉が出てきません。
特に、既習の言葉だけで
気持ちを表現する言葉を説明するのは難しいですね。
ほんとにいつも考えさせられるところです。
苦し紛れに、
懐かしいは、
昔のことを思い出して、あの時はよかったなどと、
今思う、気持ちのことです。
と答えました。
今から思えば、例をいくつかあげて、
こんなときに感じる気持ちが
「なつかしいです」
と言う手もあったなあ~
なんて
準備不足を感じたレッスンでた。
皆さんだったらどんな説明をされるでしょうか?