初めまして、読書猫と申します。
これから読んだ本の感想を書いていきます。
拙い文章ですが、よろしくお願いします。




今回(これが初めてだが)読んだのは、この本、『掟上今日子の婚姻届』です。
この本は、西尾維新の『忘却探偵シリーズ』、第六弾に当たる作品です。
初めての記事で、シリーズ物の第六弾を紹介するのは些か、非常識だろうと自分でも思いますが、まあ、そこはご愛嬌という事で……。
『忘却探偵シリーズ』、第一弾が気になる方はこちら↓
気を取り直して、この作品『掟上今日子の婚姻届』のあらすじを簡単に説明しますと、
『本作品の語り手である冤罪体質の青年・隠館厄介が、付き合った人間全員が破滅したと語る女性・囲井都市子にプロポーズされ、「付き合った人間全員が破滅した」という部分に疑問を持った厄介が、眠る度に記憶を失う探偵・掟上今日子に囲井都市子の調査を依頼する』
と言った感じです。

Amazonの紹介内容には、主語が曖昧に書かれていて、「厄介が今日子さんからプロポーズされるのかな?」と思っていましたが、全然違いますね。
自分のように勘違いした方も多いと思います。
詐欺だー(小声)


本作品の魅力     

この作品の魅力は、探偵の今日子さんの可愛さにあると思います。
勿論、他の作品の今日子さんも可愛いですが、この作品は特に可愛いです。

この作品には2人の今日子さんが登場します。
1人は、最初に仕事を依頼された今日子さんです。

この今日子さんは、厄介さんに仕事を依頼され、囲井都市子(と付き合った男性)を調査した今日子さんで、厄介さんに嫌悪感を抱いています。
なぜ嫌悪感を抱いているのかといいますと、この今日子さんは厄介さんを『若い女性に若い女性の調査を依頼する変質者』と見ているからですね。
この今日子さんは、厄介さんとあまり関わらないようにする為、警備員の守さんに出動の可能性があると伝えたり、保育園に一人娘を預けているという露骨な嘘を吐いたりします。
……ここまで嫌われると、第一印象の大切なんだなあと嫌でも思ってしまいますね……。

しかし、この今日子さんは、色々あって厄介さんにある事をした後、厄介さんの家で寝ます(記憶をリセットさせます)。
そして、1人目の今日子さんが失われ、新しい今日子さんが誕生します。

その今日子さんが、2人目の今日子さんである、最後の推理をする今日子さんです。

この今日子さんは、1人目の今日子さんと違い、厄介さんに好意を抱いていて、度重なるスキンシップや厄介さんを「私の厄介さん」と呼んだりと、厄介さんにデレッデレです。可愛い。
なぜここまで好意を抱いているのかは、ネタバレを含むので言えませんが、この今日子さんの推理が決め手となります。
デレデレの可愛い状態で推理を進めるので、推理の内容がよく入って来ませんでしたが、まあ、簡単に言えば今日子さんが可愛いという事です(違う)


何故、婚姻届の今日子さんが可愛いのか。
それは、1人目と2人目のギャップにあると思います。
1人目の今日子さんは、厄介に嫌悪を示していてツンツンしていますが、2人目の今日子さんは1人目と対象的に、厄介さんに好意を示していてデレデレしています。
そう、この婚姻届に出てくる今日子さんは、『眠ると記憶がリセットされる』という設定を上手く利用した『ツンデレ』なのです。

流石、西尾維新ですね。


最後に        

さて皆さん、『掟上今日子の婚姻届』の魅力が分かって貰えたでしょうか。
この記事で少しでも、興味を持って頂けたなら幸いです。