喉元まで出かかっても、言えないことは沢山あります。
それが世の常です。
それらを押し殺し、人は生きています。
押し殺されたものはどこに行くのでしょう…
恐らくその行き場は人それぞれ違います。
ある人は体を動かすことに、ある人は歌うことに、ある人は睡眠に。
そしてまたある人は、食行為に…
昨日、長らく言えずにいた辛かったことを口にすることが出来ました。
無論それは相手に非が有るものではありませんでした。
ただ、私にはそれが刃の如く突き刺さった…
伝えられて良かったと今は思っています。
声をあげるのは難しい。
私にとってはある種の恐怖を覚えずにはいられません。
そしてその恐怖は結局自己防衛故なのでしょう。
言うことで自分が傷つきたくない
他人との衝突を避けたい
それらがほぼ無意識的に働いてしまう…
仕方ないことなのでしょう。
悲観的になりすぎてはいけない。
むしろ、客観的に、楽観的に…
少しずつ、そうなれたらと思うのです。