這い上がれるきっかけ | Candy Cake

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気まぐれで、頭の中は無限大な人間によるブログです。
摂食障害やってましたが、現在完治。

日々思うことをつらつら並べたいと思います。

実は数日前まで、過食嘔吐の負のスパイラルにはまりかけておりました。

一度下がるとなかなか上向きに出来ないのが現実。

それでも最近はすぐに立ち直れておりました。

ですが今回はあのズルズル感が抜けない。

一度胃にものを入れると、或いはそれを考え出すともう止まりません。



これはわたしの場合であり、あくまで一例の域を越えません。したがって、あまり参考にはなさらないでください。(合う合わないがありますので)

私が症状から這い上がる上で大切だと思うこと、それは少しでも症状から意識を逸らすことです。

きっと各人に合う気のそらし方があると思います。

例えば、何かに没頭する、外に出てみる、人に会ってみる、寝る、など…


食べ吐きするの、面倒だな、もういいかなと思えたらしめたもの^ ^

ただ、これがなかなか難しい。

私も最初からうまくいったわけなどなく。失敗して余計に凹んだことも多々ありました。

失敗から完全にどつぼにはまってしまい、体をおかしくしたことも…

けれども、失敗にもきちんと意味がある。

失敗した直後は見えてこないかもしれませんが、確実に何かが変わっているはずです。

そしてあるときその変化が見えてきて。

それは思いもよらぬタイミングかもしれません。

私はその瞬間、すべてに意味があったのだと深く感動しました。そして、一気に世界がとても大きくなり、同時に自分がいかに小さかったを思い知らされました。


少しだけ、病気以外の世界に目を向けてみる。

私は最初、世界の広さ、鮮やかさに圧倒されました。そして、自分がなんて閉じた世界で生きていたのだろうと後悔しました。時間を無駄にした、と。

でも、きっとその一見無駄に見えた時間こそ、世界の重みに気づくためには必要だったのでしょう…少なくとも私には必要だった。

私はこれからも沢山の世界を見てみたいと思っています。そしてそのなかででも病気の世界から得たものを忘れずにいたいと思います。