妻は所有物?
結婚する前は、優しくて素敵で尽くしてくれて…。結婚したら、子どもが産まれたら…どんどん様子が変わってくる旦那…。あれ?おかしいなぁ。前はそんな感じじゃなかったのに。そして、意を決して義母に相談しても、「釣った魚には餌をやらないのね~(笑)」で終了しました。チーンです。それで終わりかい!と思ってしまいました(苦笑)最初は、結婚したら、友人と会う制限が始まりました。反論しても、「○○ちゃんは、もう結婚したんだから。」 と言われてしまい、妊娠もしていたので、「妊娠しているんだから、ダメでしょ。」と。夜遊びしたいと言ってるわけじゃないのに?昼間にランチだけもダメなの?でも、大事にされてるのかな?私のこと、心配なのかな?と思っていました、当時は。子どもが産まれ、子もちの友人からランチを誘われても、「小さな子どもがいるんだから、ダメでしょ。」「授乳中なんだから、おっぱい飲ませるとき大変でしょ。」などなど言ってはダメだよと言われ続けていました。でも、会う相手も小さな子どもがいる友人。小さな子を育てている事情がわかる相手なんだから、いいのでは?と話し、説得しやっと彼はOKを出してくれました。でもランチ代を出してくれるのは旦那。ランチにいくたびに、旦那からランチ代をもらわなければいけません。生活費はもらっていましたが、ギリギリのお金で(むしろマイナス)、ランチ代を払える余裕もない。友人とランチに行きたいと言った2回目から、「は?また、行くの?」と機嫌も悪い。「そのランチ、行かなくていいよ。」と言われてしまい、言い返す気力もなくなる。ランチそのものが贅沢なのはわかってる、でも、たまには友人とお喋りもしたいし、お洒落なランチも食べてみたい。育児の息抜きもしたい。いつしかランチは諦め、たまに友人宅に遊びに行くという方法をとるようになりました。ランチはお金がかかるので。旦那はあまり何も言いませんでしたが、毎日何をしていたのか確認をするようになりました。子どもがまだ小さいので機嫌が悪くイヤイヤしていると、外出したせいだとか、何時間も他人の家で遊ばせて疲れすぎたんだとか、言うように。旦那は私が外の世界との接触を嫌がっているように見えました。子どもと2人でいてほしいと思っていたようです。息抜きをしたいという私の思いは届かず、息抜きをしたいなら義実家に行けと。義実家では申し訳ありませんが息抜きは出来ません。それも伝わらない。「義実家、楽じゃん!」と言います。いやいや、楽なのはあなただけですよ。嫁は違いますよ。それも伝わらない。結局、自由に行動できない暮らしは続きました。結婚って自由の効かない暮らしなんだと思い始めていました。そのうちに、私自身やりたいことが出来ました。その時は未来が一瞬にして開けました。すごく明るくなったことを覚えています。それを応援してくれる人もいて、助けてくれると。旦那に相談しました。すぐに却下されました。しかし、ある条件を出されました。でもその条件は本当に私にとっては嫌なことで、それは出来ないと答えると「おまえの夢はその程度なんだな」と半笑いされました。私に愛情がある人がそういうことするのかなって、疑問を思い始めたのはその頃からです。