初めてのフェイスリフトは30代でした。身内には「早すぎるんじゃない?」と言われたりもしましたが、「やりたい」と思ったらもう止まらない(ですよね?)
執刀医は東京警察病院形成外科の、秋月先生。
29歳の時、秋月先生に目の下のたるみ取りをしてもらい、その出来に感動したからです。私は瞼に脂肪が多いタイプだから、目の下に脂肪が貯まるのも早かった。
警察病院は当時、飯田橋にあって、でも中野に新病院が完成した頃だから、飯田橋の警察病院は引っ越しの真っ最中で、がらんとした場所もあったり、バタバタしてる雰囲気もあったり、なんだかエキサイティングだった。
ケイビョーが飯田橋から中野に引っ越し完了したのが、いま調べたら2008年4月だったから、私がオペしたのは2007年の終わり頃だったと思う。
初のフェイスリフトのオペで覚えているのは、ずっと意識があったこと。
あれ、何麻酔だったんだろう?
耳の周りや髪の毛の中を切開して剥離するから、ジョリジョリとか、じゃあじゃあ水を流すような音だとか、ずっと聞こえてた。
麻酔が切れると「せんせー、麻酔足して下さい」って言ってたから、局麻?
激痛ではなくて、痛かった思い出もないけど。
ドクターを信用しているから術式を事細かに聞かないのだけど、もしかして正式なフルフェイスリフトでは無かったのかも。
一泊入院して、帰ってきた。
オペ代は、70万ぐらいだったかしら?
で、顔が、めっちゃ細くなった。
若返ったというよりも「痩せた」って印象だったみたい。今から思うと、まだ30代だったしね。
久しぶりに会った人に
「ずいぶん痩せちゃったけど、なんか苦労したの?」
と言われたほどでした。
ダウンタイム中、うっかり右側を下にして寝てしまったら、血液が全部右側に集まっちゃって、青タンが右にだけ集中して出来ちゃいました。
この5〜6年後に、また私はフェイスリフトを受けたのです。別の形成外科で。