ブログネタ:【アメーバピグ】ブラックコーデファッションコンテスト
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『そもそも大連立について、最初に口を
開いたのは私なんだよ!!』
『そうですよね、菅さん、それはそうと
今後の日米問題の方は・・・・・・・・・・・・』
『そんな私を差置いて、大連立、大連立と
口走る、野田くんは許せないね!!』
『まったく同感ですよ、今更自民党と組んだ
ところでまたアメリカの言いなりになる
だけですよ!!』
『その通りだよ、まったくその通りだよ、
川崎くん!!!』
このような会話を繰り広げる2人の男達。
彼らは酒を飲みながら、上のような
ウダウダとした会話をすでに一時間近く
繰り広げていたが、決して酔っ払って
いるわけではなかった。
彼らから言わせれば、今の日本を憂いて
いるからこそ、そういう話へと発展する
のだという自負めいたものがあった。
しかしその内容を小耳に挟んだ人がいた
としても一体彼らが何が言いたいのか
さっぱり判らないことは確かなことでは
あった。
その日、もはやこの国のトップではなくなった
男と、嫁が米国人であることから日米問題の
エキスパートだと自称するようになった
元アイドルの芸能人、そして離婚問題の泥
沼に陥っていた頃、そこから阿波踊りによって
解放されたために、その魅力にすっかり
嵌りこんだ俳優、この三人は会う約束に
なっていた。
それは首相の座を明け渡した菅氏のこれまで
の功を労うために米国人女性を嫁に持つ
タレント川崎麻世が企画したもので、
麻世はこの会合を『お疲れ様会』と名付けて
彼が贔屓にしている行き着けの居酒屋に
個室を用意したのだ。
しかし集合時間通りにやってきたのは菅氏
と麻世の二人だけであった。
もう一人の阿波踊り男三田村邦彦はすでに
一時間近く、他の二人が全く内容的にかみ合って
いるようには思えない政治的論議を重ねて
いる間も姿を見せることはなかった。
『ところで三田村くんはまだ来ないのかね』
『そうですよね、あっ、それはそうと菅さん
知ってましたか?三田村さん、徳島で阿波踊り
を踊っている最中に倒れたって・・・・・・・・・』
『えっ、私が戦っている間にそんなことがあった
のかい?』
この菅氏の戦っているという発言は一体何を
指しているのか、全く判らなかったが、もちろん
川崎麻世にはそんなことはどうでもよく、彼の
耳には右から左へと流れ
『それも阿波踊りの期間が終った後も、一人
徳島市内で踊り続けてたとかで、そのまま
ぶっ倒れて、病院に担ぎ込まれたとか』
『それは三田村くんも大変だったね、そういえば
彼はフリーだから、保険の負担も大変だった
だろうね、健康保険の問題も、これからどんどん
深刻になっていくはずだよ』
『そうですよ、日米間の問題と同じくらい、健康
保険の問題も大変ですよ』
またしても話はあらぬ方向へと傾いていきそうな
気配を見せ始めたのである。
またしばらく2人のかみ合っていない会話が続いた。
そうしてその会話にも飽きてきた頃に突然ドアが
ノックされ、従業員が顔を出した。
『お連れの方をご案内いたしました』
現れたのはもちろん三田村邦彦だった。
『おおっ、三田村くんじゃないか』
『三田村さん、今日は菅さんのお疲れ様会だって
言うのに』
三田村はやたら二人に向って、ぺこぺこ頭を
下げつつ、席に着き、そうして先ほど案内してきた
従業員に
『ウーロン茶』
と飲み物を注文した。
『今日はせっかく菅さんのお疲れ様会だっていう
のにウーロン茶ですか?』
『三田村くんは病み上がりだろう?』
そんな二人の会話を聞きつつ、当の三田村は
恐縮するばかりであった。
こうして3人が揃ったところで改めて乾杯の音頭が
取られた。
三田村が到着したことで安心したのか菅と
麻世はふたたび訳のわからない政治的談義へと
花を咲かせ始めた。
そんな2人の会話に耳を傾けつつ
(一体、この人たちは何が言いたいんだ?)
と三田村はごく当然の如く、彼らのしゃべる内容に
疑問を抱くことになった。
三田村は一人、取り残された。
しかしいつの間にか他の二人の会話は途切れがち
になり、そうしてそれはフェードアウトしていった。
『三田村さん』
突如、自分の名前を呼ばれ、三田村は我に帰った。
『三田村さん、俺達に阿波踊り、教えてくださいよ』
そう言ったのは川崎麻世だった。
三田村はその言葉に思わず菅の方へと視線を
向けた。
すると菅マイナス8万点前首相は一瞬、ニヤッと
した笑顔をつくり、そして頷いて見せた。
そこで三田村はウーロン茶の残りを飲み干すと
狭い個室内にすくっとと立ち上がって見せた
のだった。