今日はどんな1日だった? ブログネタ:今日はどんな1日だった? 参加中
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新宿大舞踏祭が実現へと向けて動き
出したことでテウィ夫人のフラメンコは
さらにその勢いを増していた。

そうなれば水を得た魚のように躍動する
ことになった夫人は驚くべきにこんな
ことを言い始めた。
『高橋、宣伝するざあます、新宿大舞踏祭
を人々に知ってもらうために私自ら
街に出て、私のフラメンコで新宿大舞踏祭
を大々的に人々に知らしめるざあますから
準備してちょうだい』
ちょっと街に買い物へ出かけるとでもいう
ような感覚でテウィ夫人は言い放ったのだ。
『夏が始まる前に作った幟があるでしょ
あれを用意するざあます』
側近高橋もすっかり忘れていたようなこと
を彼に夫人は言った。
さっそく『新宿大舞踏祭』の幟が用意された
のだが、しかしそれは5本ほどしかなく
夫人は即追加するようにも指示した。
今までほとんど高橋たちに投げっ放しだった
夫人だが自分が思いつきで始めようとする
ことについては他人を容赦することはない
まさにテウィ夫人とはそんな人間であった。

朝は生バンドをバックにフラメンコ教室の
スタジオを借りて踊った後、夫人は拠点の
テウィ・ダイナミックビルに帰還し、そこに
設けたダンス部屋と名付けられた空間でさらに
フラメンコを続けた。
そこでは近隣からの苦情もあって携帯音楽
プレーヤーを聞きながら、踊らなければなら
なかったが、もはや『新宿大舞踏祭』を前に
夫人にとっては生バンドであろうがMP3の
音源であろうが、そんなことはどうでもいい
という感じになっていた。
その証拠に梅雨から夏に掛けて、それこそ
スペイン人演奏家を招集する話とともに
夫人が口を開く度に訴え続けていた『新宿
大舞踏祭』の目玉だった2PMとEXILEを
呼ぶという夫人の願望も今やすっかり忘れ
去ってしまったような状態だった。
それほどテウィ夫人はフラメンコ(フラメンコと
などと呼べる代物ではないが)に没入して
いたのだ。

しかしこれでまた高橋たちは仕事がまた
増えるわけで彼らにしたら、夫人の思いつき
で始まる行動は全く彼らにとっては大迷惑
だが、欲望へ一直線の夫人が人の迷惑など
省みるはずもなかった。

昼過ぎに町へ出て『新宿大舞踏祭』の宣伝の
ために自ら踊るなどと言い出したテウィ夫人
だったがその日の夕方に
『高橋、まずは新宿駅ざあます、あそこの駅
前で踊るつもりざあますから、準備して
ちょうだい』
それを聞いて焦った高橋は
『えっ!!!夫人、これから、今すぐですか?』
と思わず、声を多少荒げつつ聞き返した。
しかし夫人は
『何をバカなこと言ってるざあますか、そんな
こと出るわけないざあましょ~!!』
とクールに言ってのけたのだが、その時
高橋を見つめる視線に彼に対する軽蔑が
含まれているのは明らかだった。

その後夫人は高橋に背中を向け、さっさと
またダンス部屋へと戻っていった。
街へ出て『新宿大舞踏祭』宣伝のために
踊る、しかも新宿駅前で・・・・・・・・・・・・・。
それは果たして明日なのか、それともその
次の日なのか、またその時バンドを準備
するのかCDをバックに踊るのか・・・・・・・。
高橋にとってはその思い付きの行動に対する
以下に準備すればいいかについて、クリア
しなければならない問題が次々と頭の
中を駆け巡って行った。
そんな現実に彼は夫人の去った事務所で
思わず誰もいないことを確かめると
思いっきり叫び声を上げていた。

『新宿大舞踏祭』開催がフジテレビのバック
アップで実現する方向で動き出したというの
にそれも束の間、高橋にとっては新たに
問題を突きつけらた様な形なったのだが
その後彼はすぐに行動に移るべく、新宿駅前
へと視察に出かけたのであった。