ブログネタ:私○○音痴です
参加中
『何だと!!テウィの野郎が!!』
『新宿大舞踏祭』が開催される方向で
動き出していると言う話を秘書から
聞かされた細木和子先生は思わず
そう叫んだ。
先生はそれを聞いて、軽いめまいで
体をよろめかせ、秘書格の広末という
男が先生の体を支えたのだが
先生はしばらくうわ言のように
『私としたことが、私としたことが・・・・』
と言い続けることしか出来なかった。
そこで広末はこういう時にはいつも
頼りになる先生の策士ともいえる
山本に連絡を取ろうとした。
しかしその山本は海外に出て不在
だと、彼らの事務所の者は言う。
体調の戻った細木先生も即座に
山本に連絡を取れと広末に言った
『先生、山本さんは現在、海外に
出張中でして・・・・・・・・・・』
『行き先は?』
『何だか、アフリカの国を転々として
いるとか』
『アフリカだと!!!』
アフリカと聞いた、その瞬間細木先生
はサファリツアーのようなものを思い
出していた。
もちろん山本は新しいビジネスを開拓
するためにアフリカへと足を運んで
いたが、細木先生にはアフリカと
言えば未だに動物王国でとても
ビジネスとは縁遠い世界という
イメージがあった。
頼りになるはずの山本がそうしてアフリカ
に行って不在なのだ。
先生は秘書の広末に聞いた。
『現時点で何人、動員出来る。それから
使える銃は・・・・・・・・・』
そこまで細木先生が言ったところで広末が
『いけません、先生、それだけは』
制するように言った。
すでに彼は不在の山本でも、そう言うで
あろうと考えつつ、先生を諌めるように
言ってみた。
『何言ってんだ、このままではテウィが
テウィの野郎が!!!』
その後も細木先生と広末の間で押し問答
が続いたのだが、広末の態度が変わる
ことはなかった。
そうしてついに細木先生も折れることに
なった。
とりあえず『新宿大舞踏祭』開催を前に
その開催を力ずくで阻止すると言う
軽挙妄動とも言える行動はとにかく
阻止された。
しかし楽観は余談を許さない状態である
ことには変わりがなかった。
新宿で新たな火種が上がろうとして
いた、その頃、もう一方のテウィ夫人は
やや不満はあったとはいえ新宿駅前での
ゲリラ・フラメンコ・ライブでの感触に
気をよくして、再度街に出て、踊るのだと
宣言していた。
その行為が更なる火種を産むことになるとは
その辞典ではまだ誰も知らないのだった。