ザ・シールド~ルール無用の警察バッジ~ (The Shield) | しうの小道

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 「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~」は、事件解決のためにはそれが違法であれ何であれ何でもやるというヴィック・マッキー刑事率いるストライクチームの姿を描いたポリスアクションドラマです。日本ではAXNで第6シーズンが始まりました。アメリカでは年末に最終となる第7シーズンの放送が始まります。


 ストライクチームの所属するファーミントン署管轄地区はLAで最も犯罪件数が多いが、ルール無用のヴィック・マッキー刑事が率いるストライクチームの活躍により凶悪犯罪が激減していた。彼らは犯罪者を検挙する一方、拷問や証拠の捏造、また、麻薬や銃器の強奪で金銭を得ていた。ストライクチームのやりたい放題を苦々しく思っていたアセベダ署長は、彼らの犯罪の証拠を集めるべく内通者を送り込んだが、それを知ったヴィックが犯罪現場での撃ち合いに見せかけて射殺してしまう。そして・・・。

 刑事が刑事を射殺するという衝撃の展開で始まったドラマですが、私は引き込まれました。普通の刑事ドラマなら完全に悪人です。しかし、小さい犯罪は見逃し大きな犯罪をくい止める、命を懸けて守った代償は頂く、ある意味正当だとも思える信念で動くストライクチームに魅せられました。立場や見方によって正義が変わっていく、この善悪の絡み合いがこのドラマの真骨頂だと思います。

 ストライクチームを率いるヴィック・マッキーを演じるのはマイケル・チクリス(Michael Chiklis)。「ファンタスティック・フォー」の岩石男ザ・シングを演じている俳優さんです。ツルツル頭にゴツイ体系、見た目はちょっと恐持ての感じですが、笑顔はキュートです。(^^) この役で、エミー賞主演男優賞を受賞しています。他のストライクチームの面々は、ヴィックの片腕シェーン・ベンドレル役のウォルトン・ゴギンズ(Walton Goggins)、ヴィックを慕っているカーティス・レン役のケネス・ジョンソン(Kenneth Johnson)、メカ担当ロニー・ガルドッキ役のデビッド・リース・スネル(David Rees Snell)です。

 誰もが言葉を失うような衝撃を受けた第5シーズン最終話、そしてかつてない危機的状況に追い込まれたストライクチーム、いったいどうなってしまうんでしょうか。ヴィックがシェーンのしでかした事を知ったらどうなるんでしょうね。悲しい結末にだけはなって欲しくないです。第6シーズンも目が離せません。にしても第6シーズンがたった10話だけだなんて、それだけ撮影が大変だってことなんでしょうか。

The Shield Trailer

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