自民党圧勝でわかった。大衆のリベラル化と自称リベラルな似非インテリのアホさ加減
今回の総選挙で自民党が圧勝したことに対して、
マスコミは
「日本人が右傾化している。保守化している。
リベラルな精神が危機に瀕している」
と主張しています。
しかし、具体的な話として
右とは、保守とは何なのでしょうか?
左とは、リベラルとは何なのでしょうか?
今回の選挙において有権者がもっとも重視したのは景気対策でした。
【衆院選】特別世論調査、「景気」最重視争点に 「震災復興」「原発」は7%にとどまる
経済政策における保守的な政策と、リベラルな政策を分類すると
次のようになるのではないでしょうか。
経済保守派・・・・金融引き締め派(タカ派)、財政規律重視、通貨価値重視、デフレ容認
アメリカ共和党。ロムニー、オモシロ極右おじさんロン・ポール(中央銀行は敵、金本位が正しい(^ω^)
経済リベラル派・・・・・金融緩和派(ハト派)、景気重視、通貨安容認、インフレを期待
アメリカ民主党。オバマ&FRBバーナンキ、ポール・クルーグマン
さて、景気を重視する選挙民は今回、強力な金融緩和を主張するアベノミックスの
自民党を支持しました。つまり、選挙民はリベラルな経済政策をを選択したのです。
それなのにマスコミは「右傾化だ、保守化だ、ナチスだ、B層だからアホだ」
と囃し立てています・・・・・・アホはどっちだよ(^ω^)
マスコミは自民党の外交や、歴史観をとらえて右傾化しているといっているのだろう。
でも、選挙民はマスコミが思ってるほど馬鹿ではないので
自分に関係ない領土問題や歴史問題なんてほとんど気にしていない。
今回の総選挙での自称リベラル派の敗因は
自民党・・・・・・経済リベラル。外交、歴史観保守。
民主党・・・・・・経済保守。外交、歴史観リベラル。
のような、捩れによって生じたもので
「選挙民は馬鹿、右傾化、ナチス」と大衆を罵るより
経済リベラル。外交、歴史観リベラル。
という選択肢を用意できなかった
自称リベラルエリートのアホさ加減こそ反省すべきだよ(^ω^)
っていうか、本当のリベラルでエリートな精神の持ち主なら
悪い出来事の原因を他人に押し付けたりしないよね。
日本が調子悪い・・・・韓国・中国が悪い。やっつけろ・・・・ネトウヨ
リベラルが調子悪い・・・選挙民が悪い。日本大衆をdisろう・・・・ネトサヨ
まあ、なんとも崇高でご立派なリベラルマインドですね(^ω^)
そんなわけで、日本では人の上に立つはずのリベラルエリートさえ
ネトウヨと同程度の精神性しかないわけで・・・・・・日本の未来は真っ暗デス(^ω^)