パチンコホール売上高前年同期比、11年10月に27ヶ月ぶりにプラスへ。その後5ヶ月連続プラス。
経済産業省の特定サービス産業動態統計によると
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result-1.html
11年10月のパチンコホール売上高前年同期比は2.7%のプラス。
プラスに転じたのは実に27ヶ月ぶりです。
つづいて
11月は プラス5.7%
12月は プラス4.3%
12年1月は プラス4.7%
最新のデータ、2月は プラス4.2%
えっ?5ヶ月連続プラス?
・・・・・・おいおい、絶好調じゃないですか。一体、何があったのでしょうか?
そして、売上高がプラスなのに対して事業所数は
事業所数
11年
10月 マイナス1.4%
11月 マイナス1.4%
12月 マイナス1.7%
12年
1月 マイナス1.5%
2月 マイナス1.8%
売上高がプラスで、事業所数がマイナスということは
一事業所あたりの売上高
11年
10月 プラス4.1%
11月 プラス7.2%
12月 プラス6.0%
12年
1月 プラス6.3%
2月 プラス6.1%
当然、1店舗あたりの売上高は向上。
つまり、27ヶ月に及ぶ売り上げ不振は
地元密着の中小ホールを倒産に追い込んだ事のですが
そのことは、結果として
大手チェーンが運営する大型店がお客さんの受け皿になって
収益を向上させる事になったわけです。
中小ホールが大手チェーングループに集約された。
そして、パチンコ業界全体の収益性も向上した。
27ヶ月の売り上げ不振でパチンコ業界は再編され、体質を強化したのです。
ブログ主はパチンコ業界の一方的に衰退すると予想していたのですが
この予想は大外れだったみたいですね(・・;)
マルハン、ダイナムなどの大手チェーングループは大儲け(^▽^)/
中小パチンコホールはテレビCMを打たないけれど、
マルハン、ガイアなどの大手チェーングループは
テレビCMを打つから、テレビ局も大儲け(^▽^)/
海千山千の怪しげな中小ホールと違って
大手チェーングループは一応、大企業として体裁を整えているので
監督する警視庁としても、監督しやすくなってハッピー(^▽^)/
警察の天下りとかも受け入れてくれそうだし(^▽^)/
その上、4月からはパチンコ規制緩和。
パチスロ規制効果の中、4月からパチンコ規制緩和!パチンカス
http://pachinkas.net/archives/6691306.html
>>今回の緩和で、よりゲーム性に富んだ機械の投入が可能になる見通しであり、
パチンコメーカーにとっては追い風の状況となってくる。
追い風が吹いて来ているらしいです。
規制を強化して、パチンコ業界を不況に追い込み、中小ホールを淘汰して
警視庁、マスコミ、政治家に都合の良い大手チェーン店に売り上げを集約させてから
今度は、規制を緩和してパチンコ業界の売り上げ増に追い風を送る・・・
もし、この一連の流れが意図的になされているとしたら、
警察、マスコミ、政治家さんは相当なワルですよ(・・;)
いや、別に何の根拠も無い陰謀論に過ぎないんですけど。
でも、推理小説では一番利益を得た人間が犯人だとか言うじゃないですか(^▽^)/