さて、ネット上では、件の「内部告発」について様々な憶測がなされています。極論としては、「内部告発」の存在自体、瀬戸センセーのでっちあげなんていう意見もあるわけです(例えば、http://mauii.jp/mt/ を参照)。
現時点の私の意見としては、「内部告発」は実際にあったけどガセネタに一票を入れたいと思います。前のエントリーで論じたとおり、この内部告発の内容には不自然な点が多いのですが、内部告発が瀬戸センセーにあったこと自体は本当ではないかと思っています。もちろん大した根拠はないのですが、私がこのような判断をした理由は、下記の2つです:
(1)瀬戸センセーが内部告発の内容として明らかにしていることには、かなり具体的なものも含まれているので、全てを脳内で想像したものとは考えにくい。
(2)7月29日の街宣の動画 や、8月24日の「政治と宗教のシンポジウム 」の動画を見ると、瀬戸センセーの態度が堂々としており、全てを嘘で塗り固めているような不安を感じ取れない。
まあ、内部告発の存在の有無、及び内容の真偽については、おいおい、裁判で明らかになるでしょう*1)。
さて、この内部告発がガセネタとしたら、誰が、何のためにガセの内部告発をしたかが気になります。もちろん、ただのイタズラという可能性もあるわけですが、ガセの内部告発をした人物にも何らかの意図があったとみるのが普通でしょう。特に、宇留嶋氏が取材で得た情報 によれば、瀬戸センセーは、内部告発をした人物と直接に会っていると言っています(もちろん、嘘である可能性もありますが)。瀬戸センセーに直接に会うなんて、イタズラにしては手が込みすぎです。
私、この内部告発は、全体として「朝木市議事件」について大騒ぎしてもらうように瀬戸センセーを誘導することを目的としているように思えて仕方がありません。即ち、内部告発の流れを追ってみると、(1)まず、現職警察官と名乗ることによって信用させ、この事件が自殺ではなく他殺だという確信を瀬戸センセーに抱かせた後、(2)次に、瀬戸センセーの関心を国民運動を盛り上げることに、即ち、検事が創価学会の信者であったことの不当性を世間に訴えることに誘導するという手順を踏んでいるように思えます。反創価の気持ちが強く、また、正義心を持った瀬戸センセーは、その誘導にまんまと乗ってしまったのではないかと。
さて、皆さん、2008年7月、8月に「朝木市議事件」について大騒ぎが起こると都合がよかった人って、誰か心当たりありませんか?その人、この時期に別件で苦境に陥っていませんでしたっけ。これ以上のことは、妄想になってしまいますので、ここでは書けませんが・・・。各自、フェムトを感じ取ってください。
*1) 元東村山警察署副署長の千葉英二氏が、「主権回復を目指す会」代表の西村修平氏を名誉毀損を理由として訴えた裁判。「ブログマガジン エアフォース」の該当ページ を参照