#2 脳腫瘍が見つかったきっかけ | 26歳で悪性脳腫瘍を患ったOL

26歳で悪性脳腫瘍を患ったOL

病気を患ったいま思うこと体験したことを書き留めたいと思います。
悪性脳腫瘍(グリオーマ/星細胞腫/グレード3)
手術⇨放射線治療を経て、現在は抗がん剤治療中です。

こんばんは!

今日もお疲れさまです。


今日は、なぜ脳腫瘍が見つかったのか

書き留めたいと思います。


一言で言うと

『転職し働き方が変わっていなければ

見つかっていなかった』です。



脳腫瘍が見つかったのは2023年11月

転職したのは2023年10月です。


前職では、人材業界で営業職として

企業に出向いて商談するのが仕事で

一日中PCと向き合っているのは

週に1回程度あるくらい。

という働き方でした。


社会人6年目になり、違う業務も経験したいと

思い2023年9月に前職を退職し

2023年10月から同じく人材業界にて

採用コンサルタントとして勤務を開始しました。


新しい職場での働き方は

企業との商談は基本オンライン

数字と向き合いながら進捗管理するため、

一日中PCと向き合うという

真逆の勤務スタイルに変わりました。

入社して1ヶ月と少したった頃、

いつも通り仕事をしていると

急に頭が痛くなってきました。

頭痛薬をすぐ飲むも良くならず、、、。


上司は

「入社したばかりなんだし、

無理することないから、帰りな。」と

早退を促してくれました。

お言葉に甘えて、帰宅することにしました。


帰宅途中からずっと気持ち悪く、

帰宅後に嘔吐してしまいました。


いつもだったら薬を飲めば気が紛れて

「元気になってきた〜!!」という

性格ですが、今回はなかなか良くならず

まずは寝ようと思い1時間程度

横になるもまだ続く頭痛、、、。


熱を測るも平熱。


怖くなり【熱なし 頭痛 嘔吐 🔍】で

検索すると

脳に関する病気ばかりの検索結果、、。


父に電話するといつもなら

「薬飲んどけばなんとかなるさ〜」と言う父が

「すぐに病院行け!!」と。


脳神経外科に罹るなんて大袈裟な。と思い

近所の内科を検索すると完全予約制。

たまたま、家から徒歩5分のところに

脳神経外科クリニックがあり

まぁ良いやと思いそこを受診しました。


病院に着く頃には頭痛は治っておりましたが

先生の問診を受け、念のためMRIも撮影。


MRIの結果をもって先生のお話しでは

「頭痛は、恐らくストレートネックだと思う。

働き方が最近変わったとのことだから、

そうでしょう。 

ただ、MRIに映ってはいけない白い影がある。

このまま緊急搬送、大きな病院に罹ってね。」と。


先生曰く、白い影からくる頭痛だったら

もっと継続性がある頭痛だ。

こんなにすぐに頭痛は治らない。

とのとこでした。


ことの大きさをまだわかっていなかった私は

「じゃあ別日に自分で病院行きます!」と言うも

「1人でいるときに何かあっては

困るからすぐに搬送だよ!!」と、

待ったなしで救急車で総合病院へ。


救急車に乗って初めてことの大きさに気づき

涙が溢れてしまったのを覚えてます。


総合病院へ着くと、スクラブを着た

お医者さんがズラッと並んでおり

ドラマの世界に入ったみたいで

笑えてきたことをよく覚えてます。

転職していなければ働き方が変わらず

ストレートネックになることも無かった。

と思う。


上司が帰宅を促してくれなかったら

無理して働いていただろうな。

と思う。


父がすぐに病院にいけ!!と言わなかったら

病院に罹っていなかった。

と思う。


あのとき、内科に罹っていたら

見つからなかった。

と思う、、。


その後、総合病院で検査し

脳腫瘍があることがわかりました。

その話は次回します。


ダラダラと書いてしまいましたが

ここまで読んでいただきありがとうございました。