昨日の金曜日
6時間目の終わり頃
娘の学校へ迎えに行った。




車を停めて
開けた窓から
辺りをボンヤリ眺めてた。




田園
鳥のさえずり
カエルの鳴き声
遠くに電車が走ってた。




そんな
他愛もない情景が
遠い昔の記憶と重なった。







私の過去をご存知の方は読み飛ばして大丈夫です。





あれは私が
4歳の秋の日曜日
突然母が家を出て行き
父親はろくに自宅へ寄り付かない。




祖母は優しくしてくれたけど
祖父は重度のアル中で
酔えば暴れまくってたし




再婚した父は養母と
私を観葉植物の如く無視
自宅は安全基地じゃない
私の居場所はどこにも無かった。












綺麗な桜が
梅雨時の紫陽花が
秋のススキが
冬に祖母と作った雪だるまが




孤独感を
癒してくれた
周りがやたら幸せそうに見えたけど
やり過ごしながら生きてきた。













今では私も
一児の母となり
娘には同じ思いをはせないように
頑張っているつもりだけれど



 
最近思う
常にではないけれど
口数が多くない
問いかけにも答えてくれない
娘の気持ちが見えない事も増えたので
自分の育児が不安になるし
自信が無い。




私はちゃんと
「お母さん」
できているのかな












  一つだけ言えるのは
この世界にはこんな私を
認めてくれる人が沢山いるから
例え上手に出来なくても




私なりの
お母さんを
目指していこうと思います。
流れ星