昨年秋に中古で購入したHS1180iはホンダが満を持して販売した除雪機、
”Hond除雪機ヒストリー”から引用すると2002年に発売され2011年にHSMにバトンタッチするまでの間の9年間販売されていた様だ。
我が家の機械が仮に最終年の2010年モデルだったとしても既に16年の歳月が流れている、そのような訳も在ってあちらこちらの消耗部品に気を使いながら使用している。
写真はシューター回転モーター、中古ジャンク品を入手した。
どの様な具合か、電圧をかけてみるがびくともしない。動く気配もない
分解してみると内部は激しい錆、長期の使用で水分の侵入や結露がそうさせてしまう。 現状自宅の機械では正常稼動しているが、内部の状況はさほど違わないのではないかと推測する
さび色に染まった樹脂部品等をモーターから取り外してみるが固着している箇所は無い
中心軸もストレスなく回る状態、錆色のグリースもまだ油分を保持しているので動かない理由は別にあるらしい
この状態で更に電圧をかけるが、状況変わらず不動
モーター部分を分解する、かなりの汚れ具合。
モーター軸を抜き出してみると、ブラシの接触する整流子部分が真っ黒になっている
これはブラシが減って接触圧が保てなくなった時に起こる症状
動かない理由はブラシの減りだった
早速構成部品を洗浄する、 灯油やパーツクリーナーを駆使して古いグリースやブラシの削れカス等を綺麗に取り除く
こちら不動の原因のブラシ、限界まで減ってしまって居る状態
これを何とかする必要がある
こちらはAmazonで購入した汎用ブラシ、 一番小さいサイズ、幅7㎜高さ5㎜長さ16㎜の物、10個入りで1000円ちょっと。何かの序でに買ってあった
付いて居た物は幅4㎜高さ4,5㎜、
長さも幅もまったく適合しないので削ってサイズを合わせて行く
ノギスで計りながら少しづつ紙やすりの上を滑らせて小さくする、
ピッタリサイズに作成できた、
ブラシの後部には押さえバネの嵌る溝も切る必要がある、
モーター軸を嵌めてブラシを仮組してみる、 良い感じだ
錆の激しい部品は簡易的にブラスト処理をしてみた
モーターハウジングの内部も結構な錆が発生している
ブラストに使用したのはこちら、アストロプロダクツの安売りで購入したもの
メディアは普通の砂を使用した
処理後はこのようにかなり綺麗になる、アバタが残るが致し方あるまい
深い錆も綺麗になる
程々で良い、
内部に残った砂等を洗い落としておく
錆の再発を防ぐ為に亜鉛塗料を吹く、こちら愛用のジンクスプレー
次回は果たして何年後になるのか、その時の不動理由もまたブラシであるように
上手く成形出来たブラシの端子をハンダで溶着する、
モーター軸を入れる時はブラシ押えバネは外すと良い、軸を装着してからバネを戻せばとても楽に組み立てられる、
写真撮り忘れの整流子部分は耐水ペーパーで磨いて置く
軸受け部分には適宜にグリースを塗布するのを忘れてはイケナイ
モーターボディを被せて稼働試験をする、
上手く動いた。
次に関連するギア部品を組み込む、樹脂部分はシリコン系のグリースが良い
この後全体をグリースまみれにして水分の入り込む隙間を埋めた

シーリングは変成シリコンを利用
組み終わって最終の稼働試験も良好、 完璧に蘇った
来季前点検では現在付いて居る部品を点検し錆やブラシの残量によってはこちらに入れ替えするかも知れない。





























