良いもん作る事第一。

テーマ:
この間、とても魂揺さぶられる芝居が観れて、本当に良かったなぁと、嬉しかったなぁと思っています。


一人一人の演じるキャラクターが愛おしかったし、心情がこちらの心に流れ込んでくる。



そこに出ている方々の事は、お誘い頂いた方以外は知らなかったですし、どれほどの経験値があって、どれほどの知名度があって、どれほどチケットが売れる方々なのかは分かりません。




それでも客席はほぼ満席でしたし、他の回も完売回が沢山あったみたい。




これは想像でしか無いですけど、



「良い作品だ」と自分たちが思えるものを作った結果、

「沢山の人に見て欲しい」と思って、手売りもいっぱいして、

スタッフさんも「この作品は良いよぉ」なんて言って周りに勧めてくれたかもしれないし、

それで観に来たお客さんが「これは良い!」って熱を込めてSNSに投稿したり、人にオススメしたりして、

「この人がそんなに言うなら」って観に来た人もいて、



それで沢山のお客さんに観て頂けたのではなかろうか?




僕も芝居をしてて、


「こればっかりは絶対見て欲しい!!!」

と思う作品に出会う事があって(もちろん全ての作品をそこまで持って行こうと毎度足掻いておりますけれども)、

そういう時は宣伝にも自然と熱が入るもんです。





僕は、制作のお仕事は全然した事は無いです。

あってもチラシ織り込む手伝いぐらい。

だから金勘定をしなくてはいけない人の気持ちはあまり分からないかも知れない。




「赤字になってしまっては次の公演が打てないから、チケットの売れない役者は、どんなに芝居が良くてもキャスティング出来ない」

なんて話も聞くんですけど、



そもそも良い芝居を作らねば、観に来てくれたお客さんを満足もさせられないし、広めてくれる事も無いだろうし、そのお客さんを手放すかも知れないし、ひいては役者もスタッフも手放すかも知れないじゃないか。

その方が恐ろしくないか?






ちいさくて安い劇場でも良い。

良い芝居を作って、来てくれたお客さんに大満足して貰う。

それが第一に無いと、おかしな事になるんじゃないか。

そんな事を思うよ。







東京ドームでライブするのはミスチルや嵐で良いぜって事だな。


それだけのプロセス踏んで、それだけの人気と実力があるのだから。



5万人呼べる人は5万人を大満足させれば良いし、
100人呼べる人は100人を大満足させれば良い。




そこから広がるか萎むかは、良いもの作れたかどうかによると思うのだがなぁ。



どうなんだろうなぁ。





ごう。
お次はキャストとの思い出語っていきたい。


この作品には20歳から約70歳までの幅広い年代のキャストがいて、色んな世代の人の話が聞けるのが本当に楽しかった。


それにバックグラウンドが様々!



本当に色々な人がいて、極め付けには本物マジシャンいるもんなぁ。


世の中だって色んな人がいて、バックグラウンドも様々な訳だから、和也が様々な人に出会って成長していくこの物語にはピッタリだったんじゃないかなと思います。



サムにぃ(石坂勇)

一発目にサム兄が来るとは意外であったであろう。
一緒に写真撮ってと言うのが恥ずかしい僕が勇気を出して言って撮って貰った写真です。
みんな知ってると思うけど、サム兄はめちゃくちゃカッコよかったです。
どんな時も楽しむ姿勢で僕ら若造を引っ張ってくれました。
ある話の流れで、
「ミュージシャンは好き勝手やって良いけど、役者はダメだ。あいつらは自分らでなんでもやるから良いけど、俺らは、照明や音響、色んなものに支えられての俺らなんだから」
凄い人ほど感謝を忘れないものなんだと思いました。
序盤「豪くん」って呼んでたのが最終的に「豪」って呼び捨てにしてくれた時に私、完全に落ちました。
カッコええ。サム兄。






うらピコ(安城うらら)

まあ可愛らしい✨
ピコってなんだよ!って思ったけどちゃんとピコ感あったので難なく呼べるようになりました。
画像にもあるように、何度も何度も稽古して、終わった後も残って練習してました。
一緒に帰った時に、言える範囲で、「自分はこういう風にセリフ言ってる」みたいな事を喋ったら、次の日劇的に変わってて感動したのを覚えてる。
素直で一生懸命。うらピコ。





Adamちゃん

アダムちゃんは歳が近くて、楽屋も隣でした。
小屋入りしてから、僕が咳止まらなくなった時があって、咳止め薬を丸ごとくれました。
役でもプライベートでも医者みたいなアダムちゃんでした。
あ、そういえばあの時うらピコも侑李もお薬くれたんだよな。その節はありがとう!
あと占いが得意で占ってもらった!
なんかいい感じで言われたから、「この座組で1番運勢悪いやつ誰なの?」ってニヤニヤしながら聞いたら僕でした。






パンじぃ(西村秀人)

その前にそうこさんのおでこが光っておりますが。
なぜパンじぃなのか?というと、昔パン屋をやっていたからなんですって。
パンじぃは親しみやすいおじいちゃんでした。
話し始めると長いから、トークショーではパンじぃが話し始めると、みんなで「短めに!」っていうジェスチャーされちゃう。それが許されちゃう、愛すべきパンじぃ。
台詞の説得力は、長年生きてきたパンじぃにしか出ないものがありました。







それでは、その下にいたそうこさん(多岐川装子)

そうこさんは、こうやっておでこだけ出してみんなと写真を撮るのが好き。

笑顔が100点満点です💯お隣はRiOちゃんね。
一緒にいる人を自然と笑顔にしてしまう、ちっちゃな体にエネルギーを詰め込んだ、エネルギー爆弾です。
稽古で、僕が、りさぴょん(歌唱指導)が分かりやすく噛み砕いて教えてくれた事を理解出来ずにいると、さらに粉々にして分かりやすく教えてくれました。
その後しっかりりさぴょんに褒められて、「そうこさん凄ぇー!」ってなりました。
「信じてーいる かけがえのない 17の夏休み〜」と、そうこさんが歌えば、いつでもどこでも空気が浄化されました。空飛んでるみたいだった。
料理も上手くて、強くて優しくて、こんなお母ちゃん最高だよなぁ…(^-^)





しょうり(桐谷彰吏)

しょうりは非常に前向きなやつ。
なんだかあのゆったりとした、低反発まくらみたいなキャラが、しっかり者の和也の兄として面白い形でハマってたな。
ダメ出し貰ったところは何度も何度も練習してたし、僕にも聞いてきた。
「変えて」と言われて、自分の中で変えたつもりでも、「変わってない」と言われるならば、自分の感覚飛び越えて変えてみるしかないぜ!しょうり!
「豪さん好きやわ〜」って言ってくれて嬉しかったけど、キラキラした期待の眼差しで見つめられるとプレッシャーだぜ、しょうり!





RiOちゃん

顔合わせの時に、「とんでもねぇ美人が来た!」と思って、どうせ俺なんか根性の僕は、これはきっと仲良くなれないパターンだなと思っていました。
しかし話してみると、なんて気さくなお姉さんなのか。こんな飾らない気さくな美人にはお会いした事がございません私。
えーやんが「キャラクターと写真撮影〜」って歌ったとこの「キュイン」っていう最後の音が好き。
僕のシーンを気に入ってくれて、本番中も笑い声聞こえて嬉しかった。






一帆さん(村井一帆)

スーパーピアニスト一帆さん。
中身めちゃくちゃ面白い人でした(笑)
普段から一定のリズムが自分の中に流れていて、何にも乱されない安定感があります。
常に何か楽しい事を探しているようで、いつもウロウロニコニコしてました。あの笑顔、好きなんだよなぁ。
「こういう風に歌って欲しい」みたいな事を伝える時にサラッと歌う時があるんですけど、多分歌もかなり上手いのではないだろうか。
筋トレのシーンを音でもっと面白く出来ないかと沢山アレンジを加えてくれました。





えーやん(長江崚行)

そろそろ行っとこう。ザ・主役!えーやん!
ほんとしっかりしてるよ。20歳とは思えん。
トークショーでもしっかり仕切ってて、僕が20歳の時は人前で話すなんて出来なかったよ。今もだけど。
可愛い顔してて、歌も上手くてなんでも出来て、何か欠点は無いものか?と思うけど、無い。
強いて言えば、真面目過ぎるぜってとこか。
飲み屋でも積極的に空いたグラスを片付けるえーやん。

通し稽古の後に急に乗っかってきた。
頭の良いえーやんだから、こうしたら俺が嬉しい事も分かってんだろ?そうだろ?嬉しかったぜ。
芝居の話しですが、えーやんはちゃんと正確にボールを投げてくる。僕の暴投も取ってくれる。
そのキャッチボールは心地よくて楽しかったな。




侑李(松岡侑李)

なんかみんなサム兄と2ショット撮ってるな。
俺とは!?まぁ俺もサム兄と撮ってるか。
侑李はえーやんと同じで、若いのにしっかりしてるなぁって思ってた。
顔合わせ前の歌稽古では、段違いの歌唱力と音感で、誰よりも早く音を取って隣の僕に教えてくれました。
途中から別のパートにコンバートされてしまって僕とパンじぃはなんと心細かったことか(笑)
ほんと素晴らしい歌声だったねぇ。よくえーやんがモノマネしてた。
お薬ありがとね!




けいちゃん(関根慶祐)

知らない人にはちゃんと知って欲しいのだけど、けいちゃんはマジックの色んな大会で優勝したりしてる凄いマジシャン。
楽屋でも沢山披露してくれました。
目の前でカードの絵が変わったり、ロープの長さが変わったりするのは本当に驚いた。

けいちゃんは母親役のけあきさんが大好きで、それが芝居に良く現れてたなぁと思う。
あの2人の関係性は観ててとても微笑ましかった。
低くて良い声で、綺麗なお顔で身長も高い。その上マジックも出来る。
モテるしか無い。



けあきさん(杜けあき)

ピコに餌付けしてますね。
最後はこの方に締めて頂きましょう。
魅力の奥行きが半端ない。
魅力の底なし沼。けあきさん。
普段はとっても可愛らしい少女の様で、歌えば大迫力で、踊ればカッコよくて、時に色っぽくて、ふとした瞬間儚げで。
ダンスの指パッチンしながら和也と見合うところの表情はまぁー楽しそう。
あの表情を見ると、こちらも身体の内側から笑顔になる。
和也をお風呂に見送った後のあの表情にも胸を締め付けられました。←楽屋でけいちゃんとめっちゃ話してました。
サム兄やそうこさんを見てても思うのですが、どこか可愛らしい。
カッコいいのに、凄いのに、可愛いのだ。
だから愛されるのねぇ。
楽屋の外から挨拶したら、「太田さん、たまには入っておいでよ」と言って下さって、「よろしくね〜」とハグしてくれました。
ああ、もう、自慢です。




豪ちゃん(豊田豪)

はい、僕です。
共演者が読んでくれたら、俺の事覚えててくださいね!の意味を込めて。
僕です。





いやーまたまた長くなっちゃったな。



私、文章書くの遅いからなかなか時間かかっちゃいました。



でもこれを書くと一段落して次へ進みやすいのよね。



本当に今回、皆々様に出会えて良かった。

嬉しいかった。


出会いって素晴らしい。



この出会いがあったか無かったかでは、この後の僕の人生は大きく違うだろう。


無かったら無かったで、また別の出会いがあったのかも知れないけど。



でもこの1ヶ月、どっぷりと幸せに浸かっていられたのは皆様のお陰です。



寂しいけれど、一旦お別れ。




皆にまた会いたいです。



いや、これはアレを言うべきなのか…?


でも絶対言うぞコイツって思われてそうだもんなぁ…。


でも締まりが良いから言うか!





また、必ず会おう!






と誰もが言った。



いや、ホントは僕しか言ってないのだけど(^-^)



ごう。

チームワークの話

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僕はサッカーが大好きです。


それは、チームプレーが好きだからかも知れない。


大学のサッカー部時代、僕はほとんど公式戦には出れませんでした。


それは、本当に上手い人が多かったのもありますが、「自分を認めてくれないのが悪い」と他人のせいにしていたのが大きいと思います。


4年生の時に、全国大会には繋がらない、どのチームも2軍を出して来る大会に参加しました。


4年生は僕ともう1人の2人だけ。


2、3年生も、1軍の奴らは参加しない。


ケガをしている3年生のレギュラーがコーチとして付いてきてくれた。


僕は悔しかったから、「この大会で結果を出して認めさせてやる!」という思いがありました。


当時の部内では、楽しむというよりは、


とにかくストイックにトレーニングに取り組むべきだ。


というような空気がありました。



その時僕の中では、


「チームプレーに1番大切なのはチームワークだ」


という考えがあったので、とにかくこの遠征のみんなで居る時間を楽しもうと思いました。



行きのバスの中ではカラオケを歌って、ブラジル代表のマネみたいな事をして、


到着してから練習する場所も時間も無いから、宿舎の目の前にあった神社の駐車場で缶蹴りして、楽しみながら身体を動かした。



そして翌日、格上だと思っていたチームに快勝した。


次の日、優勝候補のチームとの対戦。


全員が必死に戦って、何度も何度も相手を追い詰めたけど、


結果は0-1で敗退。


試合後は全員で思いっきり泣いた。


どのチームも、この大会で負けて泣くチームは無いだろう。


誰かが引退するわけでもない、優勝したところで次に繋がる大会でもないのに。



このチームでもっと、サッカーをしたかったんだな。



バスの運転手さんもずっと試合を見てくれていて、「惜しかったねぇ。良いチームだねぇ。」と言ってくれた。



相手チームの監督も、コーチとして付いてきてくれた後輩に握手して、「強かった。良いチームだった。」と言ってくれたそうだ。



その後、その相手チームは優勝した。


スコアを見ても、1番苦戦させたのは僕らのチームだったんじゃないかな?と思う。




ひとしきり泣いた後、みんなで笑顔で写真を撮った。



その後、引退まで僕は公式戦には出られなかったけど、その経験をしたという事は、人生に置いてとても意味のある事だったんじゃないかと思う。




チームプレーで1番大事なのは、凄く上手い司令塔でもない。点取り屋でもない。


チームワークだ。




ごう。