自然ってなんでしょうか・・?

 

あんまり詳しく書けないですが、

私は仕事で生き物(生物多様性)に関わることがとても多いです。

 

むかしから生き物も大好きで、大学でも生物系の研究室に所属していたり、

日常生活では切っても切り離せない存在なのですが…

 

それはさておき。

 

野生の動物が関係する話題(環境破壊とか外来種問題とか、色々)がでると

必ずといっていいほど、

「自然の摂理だから~」とか「人間の活動も自然の一部」とか

そういう意見が目に入る気がします。

 

さすがにそれは違うでしょう・・っていうときもありますが、

個人的にモヤモヤと考えてしまうのは後者の方です。

 

人間の活動が自然の一部かどうか。

 

生物多様性については大学時代に学んでいて、今でも色々勉強中ですが、

「自然」という言葉についてはそういえばきちんと説明できるのか?と思い、

調べてみたのですが、、、

 

①㋐(ジネンとも)おのずからそうなっているさま。天然のままで人為の加わらないさま。あるがままのさま。枕草子267「―に宮仕へ所にも、親はらからの中にても、思はるる思はれぬがあるぞいとわびしきや」
㋑(副詞的に)ひとりでに。「―そうなる」
②㋐〔哲〕(physis ギリシア・natura ラテン・nature イギリス・ フランス)人工・人為によりなったものとしての文化に対し、人力によって変更・形成・規整されることなく神の、おのずからなる生成・展開によって成りいでた状態。超自然や神の恩寵に対していう場合もある。
㋑おのずからなる生成・展開を惹起させる本具の力としての、ものの性たち。本性。本質。太平記2「物相感ずること皆―なれば」
㋒山川・草木・海など、人類がそこで生まれ、生活してきた場。特に、人が自分たちの生活の便宜からの改造の手を加えていない物。また、人類の力を超えた力を示す森羅万象。「―破壊」「―の猛威」「―の摂理に従って生きる」
㋓精神に対し、外的経験の対象の総体。すなわち、物体界とその諸現象。
㋔歴史に対し、普遍性・反復性・法則性・必然性の立場から見た世界。
㋕自由・当為に対し、因果的必然の世界。
人の力では予測できないこと。
㋐万一。平家物語7「―の事候はば」
㋑(副詞として)もし。ひょっとして。御伽草子、一寸法師「―舟なくては如何あるべきとて」

引用元:広辞苑無料検索

 

 

広辞苑では”人の手が加わっていない”というような旨が書かれていますね。

神様とかも絡んでいますが…

 

この感じだと、人間の活動も自然の一部って言うのは少し違和感がありますね。

 

とはいえ、

人間の活動も自然の一部だから!

という手札を持っている人に対して、

それは広辞苑の意味と違うから誤った主張である!

という手札で対抗するのは多分ちゃんとした議論になっていないような気がして…。

 

本当に個人的な意見ですが、

何でもかんでも自然の摂理だからみたいな理由で流してしまうのは、

議論を放棄してるような感じがして良くないのではと感じてしまいます。

 

多方面で課題はてんこもりかもしれませんが、

世界で今も色んな技術が開発されていて、色んなアイデアを持った人たちが星の数ほどいるのだから、もっとみんなで考えることができれば良い結果につながるのでは、というのが今の私の考えです。

※ここでの”良い結果”についてもモヤモヤ要素がありますが、長くなるのでまた今度!

 

ただ、科学の世界でもあるように、

それまで真実だったことが覆るということもあるので、都度柔軟に考え対応すべきなんだろうなという気持ちもあります。

 

 

 

 

と、ここまで書いてみて思いましたが、

 

頭の中でぐるぐる考えるよりは、こうして文章に綴った方が、

なんとなくすっきりするような気がしますね宇宙人

もしかしたら誰かが読むかもしれない、と思うから余計に。

 

 

とりあえず習慣にするために毎日何か投稿しようと思って動いてみたものの

思ったよりボリュームがでてしまいました💦

 

 

ここまで読んでくださった方(もしいらっしゃれば)、

ありがとうございますスライム