三つの鼓動がひとつに!”加藤真一スペシャルナイト”(^^♪
久しぶりのP-STAGEでのJAZZ LIVE
普段は弾き語りのライヴがメインだがこの日はウッドベースの
”加藤真一”さん、ピアノの”スガダイロー”さん、ドラムの”斎藤良”さん
のトリオ
"Jazz Samurai"なるユニットで活動する加藤さんとスガさんの前評判は
「オリジナルなジャズを追究しながら、破天荒なアレンジを施し
気合イッパツのガチンコ勝負
まるでボクシングの試合を観るような
ライヴをするということで注目を浴びている 」
果たしてどんなライヴになるのだろうか…
先に車で到着は加藤さんと斎藤さん
運び込まれるドラムセットにウッドベース。
そして電車でやってきたスガさん
場所が分からなくて電話があり、すぐ近くだが迎えに行く
YouTubeの演奏のストイックなイメージとはまるで違う人懐っこい
好青年だった
そして音出し
生ピアノを使う為”風カヲル時”の時とはドラムセットの位置は逆に
なりウッドベースが真ん中に入る。
アップライトピアノは上の蓋が開き前面の板も外された状態に
中々の壮観だ
期待が膨らむ中、加藤さんのMCメンバー紹介に続いて
自分にはジャズの知識はないので曲もわからず、専門的な
ことは書けないがとにかく惹き込まれた…
3人から放たれる音の一つ一つに
このユニットをリードするのはやはりベースの加藤さん。
3人の中で最年長だが、演奏してない時と変わらず穏やかな
表情で二人を操っている感がある。
やっぱりベースの音色は心地良い
時には優しく、時には激しく 。
繊細さと重厚なリズムを自由自在に弾きだす
ベースだけ聴いていても良い位の演奏だ
そしてちょっとやんちゃな次男坊という感じのスガさん。
プロフィールには「ライブ終演後は体中あちこちから流血するという
そのフリー極まりないプレイスタイルから”ハマの狂鍵”の異名を持つ。」
と、あるが実際の演奏は
ライヴ前に話をした時には穏やかに「あの、プロフィールはレコード会社の
人がオーバーに書いただけですよ。」とは言っていたが…
しかし演奏が始まると暴れる暴れる
もちろん、暴走ではなく3人の信頼関係の中での自由に
鍵盤を叩いているという感じだが
ピアノは打楽器だと言われるがまさにスガさんの演奏は打楽器だ
鍵盤を叩く指は速過ぎて肉眼でに見えない程だ
手のひら、二の腕までも使い鍵盤を叩く叩く
P-STAGEのアップライトピアノが倒れそうになったのは初めて見た
それも2回も
この二人のユニットが”Jazz Samurai”
そして三男坊的なドラムの斎藤さん。
高校生のときには昼は学校、夜はライヴハウスの二重生活を
していたという腕前は?
自分の持っていたイメージとは違い肩の力が抜けた繊細な叩き方
曲の間で何度もスティック、ブラシを持ち換えるなど細かい
心遣いというか、ドラムの全てを使って様々な音を叩きだす
ドラムというかパーカッションに近い感覚だ
叩く時は叩くが”Jazz Samurai”の二人をより惹きだそうかという
ことを表現した演奏だ
次回観れる時にはソロのパートももっと聴きたいドラムだった
そして何より3人の鼓動が一つになって生み出される音は、スタンダードな
曲も全く別物に調理され、ジャズに対して知識の乏しい自分でも
大興奮する世界を創り出してくれたのであった
しかしながら昨日のライヴは贅沢だった
P-STAGEの広さでのこの3人の生演奏
「贅沢!」この日のお客さん誰もが口走ったキーワードだ
演奏終了後は気分の高揚感の治まらないお客さんは加藤さん、スガさん、
斎藤さん達と熱い音楽談議へ突入
まだ飲み足りないスガさん、斎藤さんだったが、また沼津での再会を
誓って最後は慌ただしく今日、演奏する清水へと走って行った
生(ライヴ)の力はやはり強大だ
最後にこのライヴを企画プロデュースしてくれた島田さん、
ありがとうございました
また、面白い事ができたらいいですね
次回ライヴ
《番外編》
~よこぴー御殿場RINCOLOデビュー~
「PURE」
2月7日(日)
トーメ(松本フォーク村)
よこぴー
START 17:00
CHARGE \500-(別途ドリンクオーダー)