猪木VSアリ戦!
もうだいぶ前に録画したテレビだったがテレ朝でやった「昭和の名勝負」
を見た
当時”世紀の凡戦”と世界中に言わしめられた伝説の一戦「猪木vsアリ」
当時確か小学校5年生だったプロレス好き少年の自分は土曜日の
学校が終わると一目散に家に帰った記憶がある
あれから33年、いろんなプロレス・格闘技のムック本で真実という記事が
書かれているが舞台裏の大人の経緯は抜きにして改めて見ると
伝説に値する一戦だった
今ではパーキンソン病にかかり現役の時の輝きを失ってしまって
いるがこの時には間違いなく”世界のNo.1スーパースター”
そして猪木も今では素人相手に”気合いのビンタ”を打つちょっと
面白いおじさんだがこの頃の猪木は”世界一の狂気”をかもし出す
プロレスラー
そもそも「プロレス=エキビション」、観光目的で日本に来たアリ。
最初は余裕の"ビッグマウス”だったがこの試合がシュートと解ってから
の言葉はみるみる内に真剣に…
試合直前までルール問題で悶着があったがそれを受けた猪木。
猪木の場合は多額の借金(当時で20億円、今なら40億円?)しての
試合だから成立しなければならないのは当たり前だが…
「グローブの中にシリコンを入れていた…」等は猪木の得意の
吹聴かもしれないが試合は今見ると間違いなく面白かった
その後の二人といえばアリはこの試合での足のダメージが影響し
尻つぼみの現役生活に…
猪木と言えば自らは”格闘技世界一”を名乗り数々の格闘技戦を。
そして”新日本プロレス”を”King of Sport”と言わしめる程の団体に
成長させ今に至る…
この時アリが使っていた入場テーマ曲「アリ・ボンバイエ」が猪木に渡り
「イノキ・ボンバイエ」になり猪木の象徴となったというギリギリの試合を
した二人の友情物語はあまりにも有名だ
当時”総合格闘技”なる物などなっかた時代、自分は勿論
世界でつまらない中途半端な”世紀の凡戦”と酷評の試合が
今見ると色あせること無くシュートの緊張感がバリバリに感じられる
総合格闘技が確立した今”総合格闘技の礎”と再評価されているこの
「猪木vsアリ」戦。
今一度見直すと面白いですよ
今週のLIVE
10月2日(金)
濱ノ屋与太郎~ぶんぶらりんツアー@P-STAGE~
START 20:00 CHARGE ¥2000-(1Drink)
お問い合わせ 055-952-4570