今日は、ちょっと医学のお話。
結婚指輪って、左手の薬指にはめますよね??
なんで、薬指にはめるかって知ってます??
これには、いろんな説があって。
一つは。
太古の昔、左手の薬指の静脈が直接心臓に続くって考えられてたんです。
それで、左手の薬指は特別な指として信じられており、そこから薬指に結婚指輪をするようになった説があります。
この説が一番信憑性が高いと思うんだけど。
今回のお話は、もう一つの方。
両手をね、上の写真みたいに中指だけ折り曲げて合わせてください。(部屋が汚いことには触れないように)
でね。
他の指を動かさないようにして、親指から順番に、左右の指を離してみてください。
どうですか??
親指、人差し指、小指は楽々離れるのに、薬指だけ全く離れないでしょ??
そうなんです。
ここから、
薬指=絶対離れない指
ってことで、結婚指輪を薬指にはめるって説もあるんです。
ちょっとロマンチックでしょ?(*´▽`)
さてさて。
こっからが、医学(筋学)のお話。
じゃあ、どうして薬指だけ離れないんでしょうか??
実はね。
手の筋肉には、指を曲げる屈筋と、指を伸展させる(反らす)伸筋があって。
今回は、指の伸筋が関係してくるんです。
指を伸ばす筋肉には、
・総指伸筋
・示指伸筋
・小指伸筋
・長・短母指伸筋
の5つがあります。
総指伸筋は、人差し指、中指、薬指、小指全てに繋がっており、この4つの指を同時に伸展させる筋肉で。
なんです。
つまりね。
親指、人差し指、小指は独立して伸展させる筋肉があるんですが。
中指と、薬指にはそういった筋肉がないんです。
だから、
中指を折りたたんじゃうと、薬指だけ、独立して伸展する筋肉がないため離れないんです。
これが、
離れない指、薬指のヒミツ。
ちなみに。
両手を合わせて、やってみると中指も結構離せます。
これは、中指に独立した伸筋がないものの、総指伸筋の中指の腱が太いため、独立して動かすことができるためです。
でも、中指を離そうとすると隣の薬指が引っ張られるような感じするでしょ??
それは、中指が総指伸筋しか伸展する筋肉持ってないからなんだよね。
なんか、ロマンチックで不思議な現象も。
こうやって筋肉の走行を説明していくと。
急に、現実的になってロマンチックじゃなくなる。笑〃
これが、理系のダメなとこだね。(´・ω・`)笑〃
PS:
京都駅。
いろんな、駅を見てきたけど、京都駅が一番立派な気がする。
駅の西側に、大階段ってのがあって。
これを上り切ると、屋上に出れて、そこからの夜景が最高です☆
京都タワーの夜景には若干負けるけど。
でも、タダであれだけ素敵な夜景が見れれば、文句なし♪
京都駅に行った時は、是非上ってみてください☆