医療従事者の方々へ | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

先生方、皆様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。


新型コロナウィルス禍下、感染の危険に身を投じられながらも職務を全うされていらっしゃいます医療従事者の皆様に、娘と共に敬意を払います。



予定していました4月初旬の娘の手術が延期になった際に、担当の先生とお電話でお話しをさせていただいてから、貴院のご様子はニュースやホームページなどでの情報でしか存じ上げておりませんが、私達親子の心の中には常に心配として皆様のことがあります。



いつもお世話になっている先生、看護師さん、外来の際にいつも娘の名前を覚えていてくださり声を掛けてくださる方々、皆様がどうか元気でいらっしゃいますようにと祈ることしかできません。



医療従事者の方々のために私達が出来ることは家にいること。
娘は2ヶ月間家から出ていません。
でも今はオンラインで何でも出来るので、毎日自宅でオンラインダンスレッスンや筋トレ、1日の終わりにはヨガまでやる様になり、運動不足を解消しています。



戦争中の様に突然空から爆弾が落ちてくるわけでもない、3.11の放射能の時の様に窓を開けるなと言われるわけでもない、私達は家に居れば、自分の命と人類の命を守れます。
娘も、今の外出できない状況を「アンネ・フランクよりも幸せなのだから」と、納得をして不満を一切言うことなく過ごしています。




STAY HOMEは当たり前として、それ以外に私達が今出来る事はと考えた時に、小児病棟の子供たちのことが頭に浮かびました。


コロナがなければ娘も入院するはずだった小児病棟に、今入院している子供たちもいるはずだと。
コロナウィルスの影響で、ご家族は面会出来ていないのではないか。
だとしたら、入院中の子供たちはひとりで入院して治療を頑張っているのではないか。

そう想像すると、今頑張っている子供たちが少しでも明るい気持ちになってくれることはないかと娘と考えて、今回マスクをプレゼントさせていただくことにしました。



暫くは、人と話をするときはマスクを着用するということが新しいマナーになるでしょう。
子供にとってマスクなんてただ邪魔な物です。
でもこれからは命を守ってくれる物になるということを娘に教えるために、先日手芸作家さんから娘好みの可愛いマスクを買いました。
娘は予想以上に気に入ってくれて、それを着けて学校に行ける日を楽しみにしています。



今入院している子供たちは、院内でもマスクをしているのかな、もししているのなら可愛いマスクだったら着けてくれるんじゃないかな。
院内ではマスクしなくてもよくても、退院したらマスクしないといけないよね、だったら可愛いマスクなら嫌がらないで着けてくれるかな。
そんなことを娘と話ながら、このマスクを小児病棟にプレゼントしようと決めました。



それを作家さんにお伝えすると
「医療従事者の方々や入院中の子供たちのために私が出来ることでしたら是非」と快諾してくださいました。



女の子向け、男の子向けのキッズサイズの物は小児病棟に入院中の子供たちに。
闘うママを応援されている女医先生のお子様にも是非お渡しいただけたらと思います。

大人サイズは子供を診られる際の先生や、看護師さん、小児病棟専属の保育士さんに。

お送りするマスクは医療用の仕様ではないので、気分を明るくするためにお使いいただければと思います。




私達も、新型コロナウィルスと闘うひとりであることを忘れず、自分たちがやるべきことをしっかり行うことで、医療従事者の皆様を応援させていただきます。






不満を一切言うことなく、ずっと家に居てくれる娘を私は誇り思います。