今朝、家の玄関を出た直後の出来事。
お腹を出してひっくり返っているセミが一匹。
それに駆け寄り、しゃがみこんで近付き、
「会いに来てくれたの?!?!」
と話し掛けるまめ。
ひっくり返っているセミを躊躇なく素手で取っ捕まえる。
はい、出た。
虫女。
(↑むしじょ。『むしおんな』と読むと妖怪虫おんなっぽくなり、呪われ感がハンパなくなるので、虫好き女子の『むしじょ』でお願いします。)
まめは昆虫が大好きなのです。
躊躇なくガッッツリ掴みにかかります。
今朝のセミもガッッツリ。
夏の終わりあるある定番ですが、(終わりじゃないけどね)、例に漏れずお腹を出してひっくり返っているセミが暴れ出しまして。
まめの手から飛び立ちました。
あー、最後の力を振り絞ったなーと思いながら行方を追いかけて見ると、まあまあすぐそこにとまりまして。
お、まだ元気でいるのかな?なんて思っているとまめがギャーギャー騒いでいる。
「お友達だから!!
私のお友達だから!!」
言っている意味がさっぱり解らぬ。
よくよく話を聞いてみると…
昨日、公園にひっくり返っているセミがいて、そのセミと昨日お友達になったから、このセミはそのセミで、私に会いに来てくれたのだと、
言い張る。
まぁ、誰がどう聞いたって、
昨日公園で死にかけていたセミ
と
今日ここで死にかけているセミ
がいるだけの話なのだが、
昨日お友達になったセミが
私に会いに来てくれた
と信じて疑わない5歳児。
まめいわく、
昨日公園でひっくり返っていたセミを起こして
「飛んでごらん」
と言うと、
それまで動かなかったのに
頭が「うん」って動いて
飛んだの!!
…だそうで。
しかも、
「まめちゃんの肩にとまったの!!!!」
(おめめがキラキラキラキラ~~…)
だそうな。
「そうかー。それはお友達だわー。」
と、私が言ってやれたのは、
今日はかなり時間に余裕を持って家を出られたから
以外の理由はない。
遅刻ギリギリの時間だったら
親としてそれどーなん?!
な対応をしかねなかった…
そんな朝の出来事(笑)
今年のサマースクールは、昆虫の研究!!
虫女にぴったりのテーマで、えらい楽しみにしている様子。
ちなみに帰宅の時に
「お友達(のセミ)、待っててくれてるかなぁ…」
と私から言ってみた(笑)
朝の現場に行ってみると、まあ待っているわけはないのだが、
「神さまお願い!!待っててくれてますように!!」と言わんばかりにお祈りしてるもんだから
必死で笑いをこらえながら「今日ちょっと遅くなったからねー。もう帰っちゃってるかもねー。だからいなくても不機嫌にならないでよー。しょうがないからねー。セミだっておうちに帰りたいんだから。」とフォロー。
こんなフォローが出来たのも
今日は涼しかったからという余裕。
酷暑の時こそ、心に余裕を。