泣いて有難うと言った日。 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

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私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

昨日は運動会だったので、今日は振替休日。


一昨日の夜、寝ているまめの体がやけに熱いので嫌な予感がして体温をはかると37.4度という微妙な感じ。

でも、あきらかに熱いので夜中に冷蔵庫にキャベツを取りに行き、キャベツ枕で寝かせてみた。


朝起きたら、まめの体が更に熱い気が。

予想通り、

38度。


今日、運動会。


めっちゃダンスの練習してたし、

一番仲良しのお友達とペアになれて二人三脚することをとても喜んでいたのに。



どうするべき、母(私)!?!?



とりあえず、お弁当を作り、まめを起こす。


当たり前だが、しんどそう。

でも、熱があることを本人には伝えず、朝ごはんを食べさせ(ほとんど食べられなかったけど)、ひとまず向かってみた。


もたなかったら、一目散に帰宅しよう。


ヒヤヒヤしながら行きのタクシーで改めて体温をはかると、


37.2度。


おや?


いけるのか??





その後、平熱のまま、楽しい運動会が終えられました。


私の風邪がうつったんだろうが、劇的な解熱、やっぱりキャベツパワーかな。





そして、今日はのんびり朝をむかえるのですが、


まめが熱烈に『ひよっこ』が好きでして。


どんだけ眠くても、あのテーマソングがリビングから聞こえてくると、むくっっと起き上がり、まるでゾンビのようにリビングまで歩いてくるという(笑)


そんなまめに影響されたのは私の方で、まめがハマっているから一応見ておくかくらいの感じでひよっこを見ていたのですが、本当にいい話でね。


登場人物に、悪い人がひとりもいないドラマって、素敵だね。

朝から、ほっこりして、うるうるして、まめなんてプロポーズのシーンなんて思いっきりニヤニヤしながら見てたもんね(笑)


朝から、母と子で同じドラマを見ながら同じ気持ちを共有する15分。


なので、昨日1日、ひよロス。


そして今日から『わろてんか』が始まり、新喜劇が大好きなまめに「新喜劇を作った人のお話だよ」と伝えてあるのでワクワクしていた。




私より、早起きしたまめに「ママー。朝ご飯できたよー。起きてー。」と起こされる。





え。


何が?




私より早起きはまだいいとして、


朝ごはんできた?!?!




ごっこ遊びのセリフだと思って寝ていると、どうやら本当に何かを用意しているらしい。



時計を見ると朝ドラが始まる5分前というナイスタイミングでもあり、リビングに行くと...



「ママ、朝ごはんね。」







...クッキーとお水が。


起きぬけに、お菓子を食べました(笑)


外国の方の、朝食がビスケットとか、私にはやはりあり得んです(笑)




まめには、持ち麦おにぎりと、もずくスープ、ぬか漬け。


玉子焼いてあげればよかったね、ごめんよ。



まめお母さんが初めて私に朝食を用意してくれました。


朝食記念日。





そして、今日、まめから特別な言葉が聞けました。


お風呂上がりに、アザのレーザーのあとに軟膏を塗りガーゼを貼るのですが、そのケアをしている時のこと。


全体的に水ぶくれになっていたのもひき、かなり落ち着きかさぶたもちらほら出来はじめていて、ちょっとだけペリっとはがれたのを「まめちゃんの肌とらないでよ~」と笑って言うので、「これがはがれてまたきれいになっていくんだよ」と説明すると、




「まめちゃんね、いつも神様にごめんなさいって言ってるの。せっかく神様が、まめちゃんってわかるようにアザをつけてくれたのに、アザを消そうとしてごめんなさいって。」





びっくりしました。




そう言われて、私が「まめは、アザを消したくない?」と聞くと、





「うーん...消したい。

だって、まめちゃんの本当のお顔が見てみたいから。

私もママとそっくりなお顔だったらいいなぁ。Aちゃんと、Aちゃんのママみたいに。」


と。




いつも、お友達のAちゃんと、Aちゃんのママがそっくりだと言っているまめ。


そして、いつもママみたいになりたいって言ってくれるまめ。



私はまめの目を見つめて、溢れる涙を止められず


「まめ、こーーーーんなに素敵な心に育ってくれて有難う!ママは本当に嬉しいよ!泣いちゃうくらい、嬉しい!!」


と伝えました。




アザのことで、辛くて泣いたことはありましたが嬉しくて泣いたのは初めてでした。





お子さまがまだ赤ちゃんで、アザを持って生まれたお子さまのことが心配でしょうがなくて、不安で心休まる時がないお母さまに声を大にして伝えたい。





大丈夫です!


絶対に、大丈夫です。


信じてください。


あなたのお子さまの心は、大丈夫。



私とまめが必ずそれを証明していきます!