諦めさせようとする私。
先日、花屋の前でミニヒマワリを買って欲しいとせがまれ、しょうがなく買って帰ると、
ヒマワリを連れて、全部屋を案内する。
「ここはね、ベッドルーム。寝るところ。
こっちがお水のところ。明日またお水あげるね。」
可愛いがな。
ヒマワリも生きているからね。
間違ってはない。
そんな我が家、築地に買い出しに行き、初めてタイラ貝を買ってみることにした。
大きいのが1000円で、小さいのが500円。
この写真のは500円のだけど、おっちゃんの手と比べてみて!
めっちゃデカいやん!!
お得やん!!
買いやん!!
貝だけに。
そのおっちゃんに「この貝ヒモどうする?固くて食べても何も味がしなくてほとんどの人は捨てるけど。入れておく?」と言われ、
「え?!味しないの?!で、固いの?!皆さん捨てるの?!...じゃあ...いらなーい...。」
と、家での処理と廃棄を簡単にしてもらうために捨ててもらいました。
するとなんと
ちっちゃっっ!
さっきのほとんどヒモやんけ!
500円、高っっ!!
という、やり場のない感情に。
貝素人の私、タイラ貝がどういうものだか知らずに購入してしまいました。チーン。
(注:500円の貝柱の写真を撮り忘れたため、この写真はこの後出てくる1000円の物です。500円のはね、これの半分の厚み。)
うちらが購入しているところを見ていた中国人観光客のカップルが、同じ物を食べてみたいと1000円の方を購入。
貝を開いた瞬間...
エビが2匹!!
キャーっっ!!
なに?!なに?!
可愛いサプライズなんだけどーーー!!!!
「Wow ! Shrimp ! !」
つって、中国人観光客カップルと一緒にめっちゃ盛り上がる私たち親子。
エビの登場に、思いがけない国際交流。
私とまめのあまりのハイテンションっぷりに、おっちゃんがエビと海水をビニール袋に入れて持たせてくれた。
ペットがやって来た。
うそーん。
飼うのー??
しかも、海水やーん。
おっちゃんいわく、このエビはタイラ貝が食べたのではなく、タイラ貝に共存しているエビらしく、よくいるのだそう。
「...頑張って、飼いまーす...」
貝だけに。(飼うのはエビだけど。)
もう、嬉しすぎてしょうがないまめは、帰り道に早速「まこちゃんとぽんちゃんっていう名前にするね!!」と決め、気合い十分。
大きいのがメスで小さいのがオス。
メス、めっちゃ卵持ってます。
翌日も生きていた、まこちゃんとぽんちゃん。
海水をつくらねば。
買いに行かねば。
私の大好きなあの場所へ。
パウパウアクアガーデンは、相変わらず楽しい。
環境、整えました。
長く生きてほしいけど。(海水代がかかるんだけど。)
エサ、食べてくんないんだけど。
野生のエビ、頑張って飼います。
そして、我が家の夕飯はワイルドな貝料理。
ムール貝とマテ貝の酒蒸し。