毎日のスクールの様子は、ブログや動画で見られるのだけど、
まぁーかけていない。
頑張った結果、メガネを作り替える必要があるほど右目の視力が飛躍的に上がり大喜びしたのに、
また下がる。
私はというと、スクールでメガネをかけないことを毎日毎日ガミガミと注意するのにも疲れ、
最終手段のはずの鬼から電話に毎日頼り(4歳9ヶ月にもなるというのに未だ劇的有効)、その度に大泣きさせるのに心底疑問を感じ...
心が折れる。
ポッキリ。
チーン。
スクールの先生に「今日は、10秒ごとに言わなきゃいけないくらい、メガネをかけませんでした。最後は無理矢理かけさせました。でもすぐ外しました。」と言われ、うなだれる私。
先生だって、同じ気持ちだろう。
「何か、ご褒美形式の方法を考えますか?」と提案してくださり、「解りました...考えて来ます...有難うございます...」と大きな宿題を抱え帰宅。
リビングのテレビでエレナを見ているまめが、別室から戻って来た私に、慌てながら「まめちゃんちゃんとメガネかけてたからね!外してないからね!」と、外していた人間がつく嘘をつく。
「それ、わざわざ言うから嘘だってバレるんだよ。外してたんでしょ。」
もう、まめに注意することにも、スクールの先生にお願いすることにも、そして本人に頑張らせることにも、
本気で疲れました。
だって、ママも解るもん。
メガネが嫌なまめの気持ち。
なんで、左目をアイパッチで隠して、見え辛い右目で1日中生活しないといけないのか。
楽しい楽しい毎日なのに、なんでわざわざ狭い視界でいなければいけないのか。
「目が見えない子もいるの。まめはトレーニングすれば見えるようになるの。トレーニング出来ることが幸せなの」という私の説明を理解出来るようになった4歳児ですが、だからといってちゃんとアイパッチ付きのメガネを掛けてくれるかというとそれはまた別の話。
もう、鬼で泣かせることに嫌気がさした私が生み出した方法は
フェアリーゴッドマザーから届いたまめへの手紙。
鬼から電話
↓
フェアリーゴッドマザーから手紙
安直~~~。
ムチからアメへ。
まめの辛さを楽しみに変換させるのです。
まめちゃんへ
私はフェアリーゴッドマザーです。
なぜまめちゃんにお手紙を書いたのかというと、メガネのフェアリーが、まめちゃんがメガネをかけてくれないと言っていつも泣いているからです。
メガネをかけてくれないだけではなく、とても大切なメガネを壊してしまったり、ガジガジ噛んでいると言って、毎日悲しんで泣いてばかりいます。
メガネのフェアリーは、いつも明るくて元気でとても優しい心を持ったまめちゃんが大好きです。
大好きなまめちゃんの目が早く良くなるようにいつも魔法をかけています。
でもその魔法はまめちゃんがメガネをちゃんとかけてくれないと使えない魔法です。
だからまめちゃん、いつもメガネをかけていてくださいね。
まめちゃんの目が早く良くなるように、まめちゃんのママもパパもじぃじもみぃみも毎日お祈りしています。
まめちゃんのことが大好きな皆の気持ちが魔法にかわっているのです。
今日からちゃんとメガネをかけられますね?
お約束出来ますね?
フェアリーゴッドマザーから、まめちゃんのママにフェアリーステッカーを渡しておきました。
1日メガネを外さないというお約束が守れたら、そのステッカーをママに貼ってもらってください。
そのステッカーがいっぱいになったら幸せなことがありますよ。
まめちゃんに沢山の幸せがありますように。
フェアリーゴッドマザーもメガネのフェアリーも、いつもまめちゃんのことを見守っていますからね。
フェアリーゴッドマザーより
なげぇよ。
長い。
フェアリーゴッドマザー、文章長い。
でも、4歳児に1から説明するにはこのくらいの長さになってしまうのよ。
朝スクールに登園して、日本人スタッフさんにこの手紙を渡して
「メガネをかけるという約束をさせる内容になっているので、フェアリーゴッドマザーからまめ宛にスクールに手紙が届いたという設定で読んでください!」
とお願いしました。
ごめんね、先生。
長いけど。
なんとか効果がありますように。