8回目の抜糸。 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

朝イチの9時に抜糸してきました!


昨日から「痛い...?」と不安そうに聞くまめに「全っっ然、痛くないし。」と言い聞かせる。

「ドキドキしちゃ~う」と言うので、「チョキ、ピッ、(抜糸のこと)しながらYouTube見ていいよ」とYouTube許可を出したが、なんと、YouTubeが出る幕無し。

泣きもせず、嫌がりもせず。


先生にも、看護師さんにも褒めに褒められ、ここまで持ち上げられたら今さら本人も泣き言なんて言えなくなり、あっさり終了。


「予想してた半分の時間で終わったわ。私も、全然汗かかなかった~(笑)」←看護師さん談。


看護師さんや先生にとっても、抜糸は戦いのようです。



レーザーのあとがどうなってたかというと、アザの黒だと思っていたところがかさぶただったという驚きの事実!

先生がピンセットでべろーんって剥がした大物かさぶた。

なんとなく、一皮浮いた感じになっていた部分を容赦なく剥がしていく先生に、まめは「いでで!いででで!!!」と言っていたけれど、抜糸で泣かなかったプライドが彼女を泣かせなかった!


えらい!


おでこの広範囲はまだしばらく軟膏塗ってガーゼで覆ってケアです。

「お母さまの丁寧なケアが良かったから、状態がいいです!」とお褒めの言葉をいただきました!


ぃよっっ、私!

真面目なA型発揮!

毎回、術後のケアで最高最良のガーゼやマイクロポアの貼り方を研究しまくります。

この1回を絶対に無駄にするものかという執念です。




今日は節分でしたね。


我が家には朝から、鬼ではなく、サンタ?!がプレゼントを玄関にぶら下げてくれてました。





久兵衛の太巻き!

これ、これ!!

美味いやつ!!




恵方巻き、イワシ、けんちん汁です。

まめは、イワシのしっぽを「これが美味しいのよ~」と食べる。




毎年豆まきに行っている神社が工事で、今年は豆まきやらないらしく、月島商店街の豆まきに参加しました。




もんじゃストリートにて。




まめ、大奮闘ゲット。

中には、豆だけではなくアメちゃんやお金が入っています。


明日は、スクールのお友達とキッザニアのEAPに行くのですが、それを物凄く楽しみしているまめに「ママの言うこと聞かないとキッザニア行かないよ」と、ことごとく使わせてもらってきました。

術後だろうが、抜糸前だろうが、関係なく暴れまくるまめに「言うこと聞かないとキッザニア行かないよ!」は効果がありまして。


で、今日も「危ないからやめなさい!」という私の言うことを聞かず、ベンチに立ち頭から落ちたり、とにかく危険行動ばかりするので私も「決めた。明日のキッザニア無し。」と言い切ってやった。


あ、言っておきますが、EAPはグループで参加しなければならず、1人でも欠席するとグループ全員やれなくなってしまうので、行かないってのは方便なんですがね。


「やーだー!やーーだーーーー!!!」と号泣するまめに、「ママの言うことを聞かない子をなぜキッザニアに連れて行く?うちはそんなに甘くないよ!ましてキッザニアは人もいっぱいいるし危ないんだから!子供たちだけでお仕事するのにこんなに言うことを聞けない子がいると皆に迷惑がかかる!」と言って、鬼からも電話をもらって、ギャン泣きするまめに「ごめんなさいぃぃ、言うこと聞きますぅぅ」と言わせ、「あと1回でもママを怒らせたら、本当に明日のキッザニアは無いよ!」「はい!ごめんなさい!」と約束したのだが...



もう1回、私を怒らせる。



「さっきなんて約束した?!約束守れなかったね!明日のキッザニアは本当に無し!」


となる。



「ごめんなさいぃぃ!ごめんなさいぃぃ!」


「謝ったって、約束は約束だから。ママの言うことを聞かないでママを怒らせたんだから。明日は行かないよ。」


「ごめんなさいぃぃ!キッザニア行きたいぃぃ~~~!」


「行きたいからなに?行かないよ。約束守らなかった自分が悪い。」



「それは解りました!ごめんなさい!ごめんなさいぃぃ~~~。」


「謝ったって、怒らせた事実は消えない!明日は無し!」



...皆さま、おわかりですよね...。

私、間違った説教はしてませんが、矛先がおさめられなくなっております...。


そうなのです。

明日欠席は200%出来ないので、行くのですよ、キッザニアに。




鬼から電話のアプリに、泣き止まないとき用の赤ちゃんからの電話があるのご存知ですか??

「ママ...赤ちゃんに電話して...話すから...」

と言って、その赤ちゃんにむかって泣きながら

「◯◯◯まめちゃんです。(名乗る。)さっき、ママとの約束をまた守れなくて、ママが怒って、泣いちゃいました。」

と、何やら懺悔をしだす(笑)


それで許してもらえるだろうという最後の砦だとみた。


「...さっき、約束したことが守れなかった自分が悪いよね...。明日のキッザニアは無しって言ったら無しだよ...。いくら謝ったって、変わらないから。」


と、親子間であろうが、とことん人間関係の厳しさを叩き込もうとしてしまった結果...



「...わかった...。本当に、本当に、ごめんなさい...。」





...ん???






「...もう明日はあきらめます...。ママ、ごめんなさい...。」



...ん???


あり...???


諦めちゃった...???




「ママがまめを怒るのは、ケガをするかもしれない危険なことをするからだよ。わかった?」

「はい...。ごめんなさい...。まめちゃんがいけないからね、しょうがないね...明日は行けないね...。」


くすんくすん泣くまめを抱きしめながら、この先の展開に悩む(笑)



泣き止んだまめに、


「...本当だったら、明日はキッザニアだったのにね」

と試しに言ってみたら


「...そうだね...。でもまめちゃんが約束守れなかったからね...。失敗。」


と、本気で自分の中で落としどころを見付けている。


「キッザニアはまた今度だね。」

と言うので、またまた試しに

「明日しかチャンスないから。」

と冷たく言ってみたら


「そっか...。諦めるしかないね。」





...4歳児、完全に気持ち切り替わってますー。




結局、本当はキッザニアに行ける事実を知らされないまま、泣きつかれて寝てしまったまめ...。





明日の朝、どうやって「キッザニアにやっぱり行ける」に話を持っていくか...。


母の脚本能力が試されます...。