何度も言いますが、私のスーパーヒーローです。
私たち親子が先生に巡り会えたことは、診察の経緯を作ってくださった方々や、そこにたどり着くまでに起きた奇跡、「神様って本当に居て、ちゃんと出会うべき人に出会わせてくれるんだ!」と思う数々の出来事、とにかく全てのことに感謝しかありません。
先生に出会う前に、何ヵ所も病院をまわり、それでも納得のいく治療法には出会えず、妥協するしかないのかと思っていた時。
病院まわりに疲れ果て、今の病院に紹介状を書いてもらっていたものの、もう行かなくていいかとさえ思っていたのです。
でも、行かないで妥協するより、行ってみて納得して妥協する方がいいかと、何の期待もしないで行った診察でした。
そして、紹介状を書いてもらっていたのも形成外科ではなく、皮膚科宛て。
手術方法を聞くならば形成外科に行かなくてはならないことは、今となっては解ります。
でもその時は、皮膚のことだから皮膚科で診てもらうものだと思っていました。
皮膚科で「今日は形成外科の教授の外来だから、このまま形成外科で診てもらって!」と言ってもらえたのが本当に幸運だったと思います。
そのまま形成外科の待合いに移動し、そこで初めて内田先生にまめを診てもらうことになりました。
そこで聞かされた、「え?!先生は魔法使いですか?!」と思うような、今までに聞いたことのない治療法。
今までに行った病院では出来ないと言われていたことが、先生には出来るのです。
驚きました。
そして、もっと早く来ていればと悔やみもしました。
けれども、私には「妥協しなくていい!」という、今からでも遅くないと思える前向きな気持ちになれたことが何よりも有難いことでした。
それまで診てもらった他の病院の先生はほとんどの方が、素人の私たちに対してのものの言い方が上からでした。
これは、不安でいる患者やその家族にとってはとても辛く、時に私の素人すぎる質問に対しても優しく答えてくださらないことがあると、何も聞けなくなってしまいます。
まぁ、私はどちらかというと「何も聞けなくなる」というよりかは「何ですか、その言い方?!」と食って掛かってしまう、自分でも瞬間湯沸かし爆弾娘だと自覚があるので、カチンときてもとにかく落ち着くようにしなければならないことがよくありました(笑)
そこで「何ですか、その言い方?!解らなくて聞いてるんだから解るように説明してくれてもいいじゃないですか?!」と、感情的になってもいいことないですし、そもそもその先生の治療方針は私が納得のいくものではなかったので。
でも、治療法も納得いかない、先生の言い方?人間性?にもカチンとくる、そんな人に大切な娘を任せていいものか、本当にここで手術するのか?、今思えばその疑問も正解だったように思います。
人間性は最高にいいが技術がそうでもない先生か、毎回診察の度にムカつくけど最高の技術を持つ先生か、どちらか選ばなければいけないとしたら、後者だよなぁ…なんて思ったりもしました(笑)
でも、最高の人間性と最高の技術をお持ちの先生はいらっしゃるんです。
私は内田先生の初診の時から、ご自身が毎回診察室から出て来られて患者の名前を呼び、診察室に招き入れるというお姿を見て、最初はまさかこの方が教授だと思ってなかったですし(じゃああの人は誰なんだろう…?と母と話していた)、実際に自分が呼ばれて診察室に入って「えー?!教授自ら患者を呼びに出てきてたのー?!」と驚き、まだ治療法は聞いていないからそこは置いておいたとしても、「この先生、なんか違う!!」と思ったのでした。
偉そうにしない先生って、こんなにも患者の心の緊張を解してくれるのかと。
「病気だけじゃなく、患者を見てくださる」先生です。
それから私は、外来が楽しみになりました。
娘を産んでから、心休まる瞬間が一瞬も無かったのに、先生に出会えたことで先生と治療について話している時は気持ちが前向きになるから。
私のその気持ちが赤ちゃんだった娘にもしっかり伝わったのでしょう、娘も先生が大好きで、今では外来の日に「今日は内田先生に会えるよ」と伝えると「先生、大好き!」と言うようになりました。
入院中でも、先生が回診に来られると「あ!先生!!」と自然と心から笑顔になれるのは、先生のお人柄に本当に助けていただいているから。
治療が、辛いものじゃないと前向きになれるなんて、あのときの私には思いもしなかったことです。
なので、先生から退官されることを聞いた時は頭が真っ白になりました。
「え?!どうしたらいいの?!署名を集めたりして、先生を定年させないで!って病院に直訴すればいいの?!」とか、頭に浮かぶくらい(笑)
外来で「いーやーでーすー!!」って、泣いて駄々をこねるかもしれないくらい(笑)
本当にショックでした。
でも、私が心から信頼している先生が「後任の先生も、私が出来ることは全て出来ますから。」と言い切られたから、絶対にそうなんだろうと今は思います。
なので、不安はありません。
手術をしていただけなくなるだけではなく、先生にお会い出来なくなってしまうことも寂しかった私達親子。
でも、先生が外来に残られることが決まり、この先の治療の相談が出来る安心感と、先生がこれからもついていてくださることで心のケアまでしてもらえている気がします。
この気持ちは、内田先生に治療をしてもらった方なら解ってくださいますよね?
そ、こ、で…。
前置きが長~くなりましたがひとつ提案が。
この記事のコメント欄に、内田先生へのお礼のメッセージを送っていただけませんか?
お世話になった大好きな先生に、皆から寄せ書きを贈るつもりで…。
辞められることを聞いた時に、ショックだったのと同時に、どうしたらこの感謝の気持ちを伝えられるのだろうかと思いました。
辞めて欲しくないけど、でも、先生お疲れ様でした、有難うございましたって、精一杯お伝えしたい!と。
私がこのブログを始めた理由は、こんな素晴らしい治療をしてくださる先生のことを私が一人占めしちゃいけない!と思ったからです。
このブログがきっかけで、先生の治療を受けられた方も沢山いらっしゃいます。
遠方から来られた方も。
私は、最終日に先生にオペをしていただけるので、直接先生に有難うございましたと言えます。
でも、もう治療も終わり先生に会うことがない方もいらっしゃるでしょうし、次の外来がまだまだ先だという方もいらっしゃると思うので、是非この記事のコメント欄に、先生への熱いお気持ちを書いて送ってください

初めて絵文字とか使いましたが…(笑)
そして、私も勇気を出して言います。
「先生、このブログのこの記事を読んでください」と(笑)
「なんじゃこのブログ?!」って思われたらやだな…(笑)
でも、私なりに誠心誠意書いているつもりなので、自信を持ちます!
この方法しか思いつかなかったので、どうか皆さまご協力宜しくお願い致します。
先生、本当に有難うございました。
31日も、宜しくお願い致しますーーーーー!!!
内田先生大好き親子より。