ふたり旅。その3 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

ふたり旅の締めくくり。

特急にて。



暫くの間、グリーン車貸切り!!

今のうちに暴れちゃえー!!



ですが、気が付くとこんなにコンパクトに収まってくれていた。






ここから3時間半の長旅だが大丈夫かな?


タッチペンで遊んだり、




粘土で遊ばせたり…。


移動中に飽きさせない為の秘密道具で、私の移動用のバッグはめちゃ重!!


旅行用超軽量ベビーカーのフックに荷物を引っ掛けると、まめを座らせていても油断したら荷物の重さで後ろに持ってかれそうになるほど。


荷造りの段階でシュミレーションしながら「これは必要。これは必要かな…。重くなるけど…持って行くか!」みたいなのを繰り返した結果なんだけど…。

せっかく持って来たんだから、全部で遊んでくれなきゃ困る(笑)



まめの粘土遊びは、潰して、重ねて…



全色をひとつにまとめる!

以上!!



新品の粘土を開封して、全色を混ぜてマーブル模様のでっかい粘土を作るというのが、今のまめの粘土遊びです。


たまに、そこからちっちゃくちぎって、指で丸めて作る作品は

「パイパイ!!」


まめ先生お得意の作品、ビーチクです(笑)




足を置く台が、まめにとってジャストサイズのイスになることを発見し、そこで立ったり座ったりを繰り返し、そのうちバウンスし始めた。


その、私が足を置く台って、もれなく前の座席に繋がっているので、まめが激しくバウンスすると、前のシートがそれに合わせて揺れまくる。



その度、このおっちゃんが「ビクッッ!!」として目を覚ましてしまわれる。

(外が暗くなったのを利用して、窓に写るおっちゃんを隠し撮りしてしまった。)


おっちゃん、爆睡のところ本当にごめんなさい。





私達のふたり旅、終了~!!

チャラララ、チャッチャッチャ~♪


ドラクエのレベルアップの音が鳴り響いております。



私とまめは手を繋ぎ、万歳しながら自動改札機という名のゴールテープを切ろうとした瞬間…。


「…ない。」


切符、ない。



「あのー、すみません。切符無くしましたー。」


(「今度から気を付けてくださいね」くらいしか言われないと思っている。)


「では、もう一度全額支払っていただいて、切符が出てきてから払い戻しさせてもらいます。」



…は?!



「どこにも無いんですけど」

「全額支払っていただきます」




…は?!



車庫に向かう前の特急にまた戻り、ドアが閉まっていたため、運転席の窓を叩き、座席に切符を探しに行ってもらう。


「あのー、無いと全額払わなきゃいけないんで、見付けていただけますかー?」


運転士さんと車掌さん、ふたりの手を煩わす。




無い。



まめ、どこにやった…?

食べた?



とりあえず、ゴールテープにいる若駅員さんの前で、荷物を全部広げ、しゃがみこみ、「まめ、どこにやったのよー! ない、ない、あぁーもぉー、ない!ないないない、なーーーいーーー(泣)!!!」と、若駅員じゃ話にならないから駅長出てきてアピールをしてみた。



アピールすること15分。




子連れの母親の奇行に見かねた駅長らしき人が、若駅員を呼んでなにやら話をしている。


すると「今回だけは、けっこうです…。」と、若駅員が。





チャラララ、チャーラッチャー♪


またドラクエのレベルアップ音。



「本当ですか?!すみませーん、本当に申し訳ないですー、有難うございますー!!」



「いえいえ… 以後気を付けてくださいね…」



鉄道の旅は、空の旅と違い、最後の最後までチケットが必要なのである…。



無事、レベルアップすることが出来た私達。


この調子だと、毎週末新幹線や特急を使って何処かに行ってしまいそうだ。



日帰り温泉とか?

行っちゃう?



もう、ドキドキよりも、ワクワクが勝ってる。



これから、私の人生の思い出に一緒にいるパートナーは、まめなんだなぁ。


ちょっとずつ大きくなっているまめが、私の思い出に必ずいるんだなぁ。


まめ、私のところに来てくれてサンキュ♪

もう、寂しくないよ。






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