手術出来ました。 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

朝…。

咳と鼻水はまだある。


ただこの咳と鼻水が、風邪のものなのか、おっぱいが飲めなくて泣いている嗚咽からの咳と鼻水なのか、もう解らない。


手術は朝1番目。

ラッキーなことに毎回1番目。

この順番には毎回助けられている。




手術前日の水分摂取は、おっぱい&ミルクは夜中2時まで。
果汁は4時まで。
お茶&水は朝6時まで。


おっぱいを2時までに飲ませても、4時にはパイパイが飲みたくなるまめ。

普段は大好きなAppleジュースよりもパイパイが飲みたい。


そこからのパイパイ攻防戦。


前回はとにかく泣いて泣いて、泣きわめいて、寛一にすがり付くお宮のように「パイパイーーー!プリージューーー!!!」が永遠に続いた。


これが、いちばん堪えた。



今回もそうなるだろうとかなりの覚悟でいた。

昨日の夕方から「パイパイ」と言う度に「まめ、今日はね、夜のねんねの時まではおっぱい飲んでもいいけど、朝になったらパイパイ無しよ。いい?」と言い聞かせ「ハーイ!オッケー♪」とノリノリで答えるまめに「ほんまにわかってんのか?」と何故だか関西弁になりながら、無事やり過ごせますように…と心の底から祈る。


まめはこっちの言う事は理解出来てるはずだから、とにかく言い聞かせる作戦。



お陰でなのか、たまたまなのか解らないが、今回は寛一お宮までのすがり号泣はなく、おねだりまめちゃんくらいの泣きですんだ。


その間、私はひとりおかあさんといっしょ&ひとりえいごであそぼを繰り広げる。(会場は病室とプレイルーム。)


睡眠不足でのがらがら声で、1歳児の観客
ただひとりの為に歌い、軽やかに(実際は重いが)ステップを踏んでみるも、オーディエンスからの声はただ「パイパーーーイ(泣)」。



絵本を片っ端から読み聞かせ、私は2時間一人芝居、何本立て?みたいなハードな舞台をこなした大竹しのぶの気分だ。


(大竹しのぶの舞台の観客は、舞台が終わった大竹しのぶに「おっぱい飲ませろー!」と言うわけはないが。)


公演後、プレイルームから部屋に戻り、すがる思いでまめの大好きなとなりのトトロのDVDを見させているうちに、また寝てくれた。


これが、今回のおっぱい攻防戦の様子。


その後無事オペ室へ向かい、「まめ、今からママとどこに行くのかな~?楽しみだね!ワクワク~♪ドキドキ~♪」と歌っていると、まめも「ドキドキ~♪ワクワク~♪」と一緒に歌っている。

よし!ご機嫌だ!


看護師さんたちも一緒に「ドキドキ~♪ワクワク~♪」と歌ってオペ室まで行ってくれたので、まめは1度もグズる事なく眠りについた。



手術も無事に終わり、覚醒するのにちょっと泣きはしたけど、病室に戻りまた寝ています。



夕方にはパイパイだからね。

ゆっくりお休み。







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