手術のことをブログに書くと、アクセス数が物凄く増えます。
メッセージも沢山いただきます。
私がお答え出来ることは、お答えしたい。
私は医者じゃないし、専門家じゃないからお答え出来ることは限られているけど、メッセージをくださる方の不安を少しでも無くしてもらうことが出来れば…。
そして、母斑治療は開始するのが生後早ければ早いほど効果があることを知ってほしい。
生後すぐじゃなければ効果の無い治療方法もあるくらいです。
私がまめの為に選んだ治療方法が全てではありません。
正しいわけではありません。
ただ、どんな治療方法があるのか?
治療出来るのか?
それすらも解らないで、悩んで悩んで、毎日ネット検索されている方もいらっしゃるのではないかと思って、私は少しでもヒントになればとブログに書いています。
私は出産直後、我が子のこのアザが何なのかも解らなかった。
一体どうなるのか、誰に、何に頼っていいのか解らなかった。
あの時の私の気持ちを表現するのに適した日本語なんて無い。
神様はこれ以上私をどうしたいんだろうかと思った。
産んだばかりの赤ちゃんを抱いている他のお母さん達の幸せそうな顔なんて見たくもなかったし、もっと言うとご夫婦揃って幸せいっぱいに赤ちゃんを抱いている姿なんて見掛けたら…
…あの時の気持ち、ここには書けないな。
ただ、自分の運命を恨むしかなかった。
それしか自分の心に自然に出てきてしまう黒い黒い感情のやり場が見付からなかった。
苦しかったよ。
ずっとずっと、自分自身の感情との戦いだったから。
きっと、あの時の私のように自分の赤ちゃんのことで苦しんでいる人がいるはずだから、元気に前を向くことが出来るようになった私がやるべきことは、今苦しんでいる人に「母斑治療って凄く進んでいるから大丈夫だよ!」っていうことを、私が伝えられる最大限伝えること。
症状はそれぞれ違うから、私の思う大丈夫では足りないかもしれないけれど。
でも、何も解らない、真っ暗な闇の中にいる時間が少しでも短くなってほしい。
1日でも早くママが前を向くことが出来れば、赤ちゃんの人生は間違いなく幸せなものになるから。
今のまめは「ママ!ママ!」がとまらない。
いわゆる、そういう時期ってやつ。
でも、私にすがるまめを見ながら改めて思う。
「やっぱりこの子には私しかいないんだな」って。
まめがまだ「ママ」とも言えなかったあの日。
まめが、ただ泣くことと、おっぱい飲むことしか出来なかったあの日。
あの日からそう。まめを救えるのは私しかいないんだ。
「乗り越えられる人にしか、試練は訪れないんだよ」と言ってきた相手に「他人事だからそんなこと言えるんだよ。何?良いこと言ったつもり?きれい事言わないで!」…としか思えなかったあの日の私。
でも、今になってようやく解る。
まめは、私を選んで来てくれたってことが。
まめの為に全力で最善の治療を受けさせたいと思う私の気持ち。
それに頑張って応えて乗り越えてくれるであろうまめ。
私達二人のこの強い気持ちが乗り越えられないものは無いよ。
今、苦しみの真っ最中にいるママ、大丈夫だよ。
今、前を向くことが辛いなら無理しなくていい。
あなたの心に正直に、したいようにすればいい。
でも、ひとつだけ知っておいてほしい。
この闇は、ずっと暗いままではないということ。
いつか、あなたの一番無理のないタイミングで、ちゃんと希望の光が差してくるよ。
その日まで、ゆっくり心を休めてね。
その日まであなたがすることは、赤ちゃんをいっぱいいっぱい愛してあげること。
それだけで充分。
ひとりじゃないよー。
私も先輩ママにいっぱいいっぱい助けてもらったよー。
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