目黒不動尊 瀧泉寺 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

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私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

今日は、目黒不動尊の護摩焚きに行って来た。

まず、午前中に家の近所の神社に「目黒不動尊に行って来ます」と言いに行き(今思えば近所のは『神社』、目黒不動尊は『お寺』だから必要なかったのかな)、ちょっとだけ隣の公園でまめを遊ばせ疲れさせ、早目の昼寝に成功。

目黒不動尊までの移動のチャイルドシートにも機嫌よく座り一安心。





受付して本堂に入ろうとすると、パパが「まだ早い!まめが飽きる!」と言うので周りをお散歩してみる。




そろそろかな?と本堂に入り座ると、まさかのタイミングで「パイパイ!!パイパイ!!」と、いつもは囁くくせに今回にに限って叫ぶので焦る。

いつもの、周りに乳児や幼児ばかりの環境ならば「うちの子まだまだ卒乳できませーん、あははー♪」でいいが、さすがにこの厳粛な場面では「まめ!シーッッ!」しか言い様がない。



私の味方、シールを出し、アンパンマンシールで時間を稼ぐも、御祈祷前の一番の静寂のタイミングでまた「パイパイ!!パイパイ!!」

「ちょっと待ってね。すぐ終わるからね。」


すると、御祈祷が始まり、突然の太鼓のリズムに激しく踊り出すまめ。


「ちょ…、まめ!座って!」

おっぱいを忘れてくれたのはいいが、ドンドコドンドコの太鼓に合わせてのまめの踊りは、アフリカンダンスの様にも見える。



そして、また静寂。

「パイパイ!!パイパイ!!」


あー、しょうがない。


まさかの授乳御祈祷。


いいですよね、仏様。



上着で上手く隠しながらとはいっても、周りの方々にはしっかり『授乳中』を悟られ、私は基本開き直れるが、気まずかったのは多分隣に座っていたパパ。

彼は「俺の見えるところで授乳はするな」という、「じゃ、お前、常にどこでもドア携帯しておけるのか?」と言いたくなるイクメンの真逆タイプ。


ママのお膝にちゃんと座っていられるような子ならまだしも、まめのような元気で我が道を爆進するような子の育児の大変さを今日は思い知るがいい。

ということで、ここからまめをパパに任せてみた。


私がお札の受け渡しの行列に並んでいる間、まめの遊びに付き合うパパ。


帰りに寄ったスーパーで、カートの椅子から立ち上がり「あっこ!あっこ!(抱っこ!抱っこ!)」とせがむまめを「パパー、抱っこだってー」とまた託し私はゆっくり買い物。


フフフ…。

まめの、商品ぶちまけの洗礼を受けるがいい…。



アンパンマンソーセージの前で座り込んだまめ。

それを見守るパパ。

その様子を、色々期待しながら見つめる私。



いつもなら、アンパンマンソーセージを両手に持ち、隣のプリキュアソーセージを掴もうとしてアンパンマンソーセージを落とし、プリキュアソーセージを掴み歩き始めてまた違う物を取ろうとして何かを落とす、永遠に終わらない「掴む→落とす→掴む→落とす→たまに掴もうとしてぶちまける」が始まるはずだ!


…だけど。

まめはアンパンマンソーセージをひとつ取っただけで、パパに「これ。」と渡し、パパも「これがいいの?じゃあ、ママに買ってもいいか聞いてみよっか。」と言っている。


パパに対するまめの行動、まさかのよそ行きパターン。


その後パパとは、のりたまのヒヨコちゃんケースを

「これ。」

「買わないよ。(戻す)」

「…これ。」

「買わないよ。(戻す)」

…の攻防を数回繰り返したくらい。


何度も「いつもはこんなもんじゃないんだからね!」と言う私の心の中は「まめー、そんなんじゃ甘いよー。」という邪念が渦巻く。


スーパーの後は食事に行き、そこでやっと(?)本領発揮のまめ。


他のお客様にご迷惑をおかけしないように、いつも個室のお座敷があるお店を選ぶのだが、勿論大人しく座っている訳がない。

最近は堀ごたつのお座敷が主流だから落ちやしないかと心配だし、今日のお店はご丁寧に鹿威しから水まで流れている。


間違いなく水遊び。


鎮座ましまされているパパに、最後は「パパー、私食べたいから、まめ見てー」と、しっかり水遊びに付き合ってもらう。

とことん遊び、とことん歩きまわるまめに「まめ!こんなんじゃもうお食事連れて行かないよ(泣)!」と言うパパに「いつもはこんなもんじゃないからねー」を言わせていただき、今日は1日が終わった。


まめの激しさを、少しだけパパに伝えられた1日だった。

やった。



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