本日、外来。 | ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

ありがとう。大好き。~巨大色素性母斑と生きる~

私だけじゃない。あなただけじゃない。
みんなが笑顔でいられるために。前を向けるように。
情報を少しでも提供できたら。
みんなの共通点は「命」です。
さぁ、笑おう!

まめの外来で病院に。

ベビーカーで行くか、エルゴで行くかと思案していると、バァバから「お願いだからタクシーにしてくれ」と懇願される。


激しいまめのおもりで、相当な疲労困憊度らしい。


「歩きたくない!」と言い切られる。



電車で行く予定で時間を逆算し家を出たのに、タクシーに乗ってしまうと10分で病院に到着してしまう。


その分、待ち時間が長くなるのかな?と思ったが、今日は待ち合いも空いている。


形成外科のお隣の小児科の待ち合いにいるチビっ子たちに、まめ恒例のご挨拶パレードが始まる。


子供たちは突然のことにフリーズする子が大半だが、付き添いのママさんたちがいつもまめのお相手をしてくださる。


ご挨拶パレードの流れでフロアーを一周し、階段を発見してしまったからには降りずにはいられず1階まで行き、エスカレーターでまた上へ行こうと試みるも勿論上手に乗られる訳もなく、私に担がれ形成外科の待ち合いに戻ったところでお呼びがかかる。

待ち時間最短記録だ。


私たちのヒーロー(教授先生)に、はにかむようになったまめ。



皮膚の戻りを診てもらい「もうすっかり戻りましたね」と言われ、私には3ヶ月前の診察の時と何が違うのか解らないが(3ヶ月前どころか抜糸後と何が違うのかも全然解らない。)とりあえず2回目の手術のGOが出た。


来月、手術になった。




額、頬、今回は鼻の母斑も切除。

そして、お尻と腰にある3つの小さな母斑のうち、2つ切除。


…の予定。




「今日術前検査をしてしまいましょう」と言われ、採血、レントゲン、入院予約をとる。



病院が大好きなまめは全然怖がる様子もなく、今回のレントゲンの時も素直に横になり、「まめ!なに?!このかっちょいい機械!まめのお写真撮るんだって!はい!スマ~イル。顔は写らないけどね~」とかの私のハイテンションでやっつけな気の紛らわし小芝居は特に必要もなさそうなほどイイコしてレントゲンを撮られるまめだが、毎回のこの地道な苦労がまめの恐怖心を遠退かせると信じて今後も続ける。




採血も、アンパンマンと仲間たちに出迎えられ、ママと仲間たち(看護師さん4人)による「ほら~、まめ、アンパンマンだよ~!勇気の鈴がリンリンリーン♪不思議な冒険ルンルンルーン♪」という合唱により(リードボーカル、私。)ちゃんと横になり、拘束の布に巻かれ、チクの瞬間も泣かなかったので「Yes!成功!!」と思ったのだが…。


グリグリグリ…。


グリグリグリ…。


グリ。






ちょっと!!

どんだけグリグリ!!


「…びえぇぇぇーーー!!」


…そりゃ泣くわ!!


結局、血管が見付からず反対の腕に。




私がどれだけアンパンマンの歌を熱唱しても、(そもそも、まめはアンパンマンは知っているがアニメは見ていないので歌は知らない)「そーれーどーこーろーぢゃねーーーー!!」と泣いている。


「じゃあね、まめ、これが終ったらパイパイ飲んでいーよ!」とおっぱいボヨヨーンってさせても「知ーらーねー!いてぇー!」と泣いている。


でもまぁ、そんなことをしている間に採血も終わり、両腕に頑張った勲章の止血包帯を巻かれ、バァバの元へ戻ったらまだ泣きながら両腕を見せて「あいつらがやったー。痛かったー。」とアピール(笑)


これで、あとは麻酔科のお話を聞きに行って、そして入院だ。



帰ってからも、お風呂の中で腕に貼ってある絆創膏を私に見せて、痛かったのアピール。


ねー。よく頑張りました。





前回の時と、私の精神状況が全く違う。

手術に対して不安が無いと言えば嘘になるが、ほとんど無い。


一度経験した手術だからというのが大きいが、今度はどれだけ小さくなるのかな?という期待も大きい。


先が全く見えずどん底にいて、毎日毎日泣いていたあの日々からは考えられないほど、私の気持ちは前を向いている。


1回目の手術は9ヶ月の時。

2回目は1歳5ヶ月で。


ゆっくりだが、確実に前に進んでいる私たち。


私が頑張るのは当たり前。


さて!

手術に向けて、準備するぞ!



まず、宇宙船関係のディズニーアニメを見させて、手術室に行くシュミレーションをしよう(笑)




私とバァバ、頑張ったご褒美に大好きなニラそばを食べに行ったがまさかのお休み。


更にどっと疲れて退散(笑)

今度行くときは、Mちゃん、連絡しまーす。





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