トイレにはうるさい私。
お食事に行き、真冬なのに御手洗いの便座がぬくぬくじゃなかった場合、このまま帰ろうかと思う。
さすがに今時そんな店はないだろうと思われた方、いえいえ。
あるんです。
銀座数寄屋橋の某お鮨やさんも某焼き鳥やさんも、同じビルのフロアーで営業されていて両店共にミシュランで星も取っておられますが、御手洗いは一度お店を出てそのフロアーの共同トイレ。
赤坂のお鮨やさん(私は一番好き)も、ミシュランで星をとられていますが、そちらもビルの共同トイレ。
東京のミシュランガイドが出た時に、
「ここ星取った!トイレないのに!」と思ってしまった(笑)
そもそも、ミシュランガイドの評価基準に御手洗いは関係ないのだが、御手洗いに重きをおいてしまうもので、つい。
そんな、御手洗いに関してはまぁまぁ面倒くさい私が海外に行くと、一番辛いのがシャワートイレがないこと。
ホテルを予約するとき、必ずシャワートイレかどうか聞く。
イタリアのトイレでシャワートイレどころか便座がなかった時は、便器のふちにヒールで登ってしゃがむ訳にはいかず、泣きそうになった。(ホテルのトイレは便座有り。)
バリのヴィラでは水鉄砲的な物が設置してあり、多分そういう事なのだと思うが、勇気が出なかった。
ブルガリホテルでも、ピストル型。
勿論、シャワートイレだとか、ぬくぬく便座がどれだけ贅沢な物なのかは解っている。
「ダブルじゃなきゃやだー!」と駄々をこねた時、「トイレットペーパーが柔らかいだけで有難いと思え!」と言われたこともある。
日本のトイレは有り難く、素晴らしい。
色々な国に行って思ったこと。
日本の『食文化』と『トイレ文化』は間違いなく世界一だ。
そら、マドンナが日本のぬくぬく便座に感動して便器買って帰るわ!
なぜ、こんなにトイレ話かというと。
今日我が家のシャワートイレが故障して途方に暮れたから。
「お母さん!大至急INAXに電話!!」
シャワートイレがなきゃ日本で用をたす意味がない、くらいの勢いで。
直って良かった。
去年の今頃、マカオのベネツィアンで大きなお腹でトイレに籠城した記憶がよみがえった(笑)
妊婦の便秘は深刻だよー(泣)
一流ホテルですら、シャワートイレがない海外。
お家でも、シャワートイレがある日本。
新米を食べた時と、トイレで、日本に生まれた幸せをかみしめる。
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