妊娠中に、一番最初に購入したベビー用品がこれだった。
ママルー。
新生児用のインサートが日本では売ってなく、友達が海外に注文してプレゼントしてくれて有り難かったなー。
一時期このママルーの存在がすっかり忘れられていた。
理由は、私の両親がずっといてくれたので誰かがまめを見ていてくれるというママルー要らずな環境だったから。
父だけ実家に帰った後、母が「あ、そういえばママルー。」的に思い出し、暫し現代美術館のモニュメントのレプリカみたいな存在感で我が家にいたママルーを再始動させてみた。
首も座り腰も座り、寝返りも出来、腹筋バリバリのまめはママルーの裏側が気になって仕方がない様で、必死に除きこもうとする。
その時感じたママルーについているベルトの心許なさといったら!
落ちない様にバァバに介助されながらママルーの裏側を必死に除きこむまめの後頭部と丸い背中をカウンター越しに眺め、爆笑しながら私は料理を作った。
なんだか、動揺がそのまま味に出てしまっているような味の料理が出来上がったが、まめの好奇心にとことん付き合ってくれるバァバにまた感謝。
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