今日で3月11日の大震災からちょうど一カ月。


いろんなことを考えた一カ月だったなぁ・・・。



内陸に住む私たちは、道路や建物はひどい状況ではあるけれど、普通に生活できる状態まで復旧してきています。

先日の余震で一時ライフラインがとまってしまいましたが、それもすぐに復旧していただき、お店などもすぐに営業再開してくれました。


壊れまくって廃墟のような状態になってしまった会社のあるビル。
それでも電気・水道は復旧していただき、今日から仕事も再開できました。



津波の被害のあった沿岸地域は、1カ月たった今でも行方不明の方がたくさんいます。


ボランティアに行っている友人が、野球部の男の子の会話を教えてくれたのですが





『おじちゃん、俺、野球で手にまめできたことなかったんだけど・・・


親を探してたら、こんなにまめだらけになったんだ』
 


とまめがイッパイの手のひらを差し出したそうなんです。



つい数日前の話です。

今だに見つからない家族を探して、毎日毎日スコップでガレキをよけているそうなんです。




彼からしたら一カ月前となんにもかわらないんだろうな。。。




きっと数週間前は、生きていることを期待して、避難所とか探したんだろうけど、
一カ月たった今はガレキの下を・・・
亡くなっていること前提で、それでも探してるんだろうな・・・


そう考えるとすごく悲しくなります。