11日は電気もこなかったので、地震の情報はカーナビで得て、携帯の充電は車の充電器で充電。

夜は寒いので、車の暖房で温まってから部屋に戻って眠っていました。



夜中にも状況が気になってなんどか携帯でニュースを確認。

見るたびに被害が拡大していくことが恐怖で、さらに電気がつかないことが怖くて怖くて。

旦那さんを起こしては『こうゆうニュースがある』と伝えていました。



翌朝、様子を見るたびに朝早くから旦那さんと近所を歩いてみました。




そして、カーナビでみた映像は。。。




見たことのないような景色が広がっていて。



そこに表示される地名は、毎年夏によく行っていた町・・・







でもまったくその面影がなくて。

授業で見た『戦後の状況』みたいな・・・

そんな景色だけが映し出されていました。


よく見ていると見覚えのあるお店の建物の屋根だけだったり、看板だけだったり・・・



でも海からだいぶ離れているお店ですら被害をうけていて、まさかそんなところまで波がくるとはとてもじゃないけれど信じられませんでした。










食料が心配になり、近所のスーパーにいくと、外で在庫を販売していて、カップラーメンや飲み物や缶詰などを買いました。




暖房も、情報も、携帯充電もすべてを車でしていたため、ガソリンは減り、2台のうち1台の車は地震のあった日給油をする予定でいたため既にタンクは空っぽ。


ガソリンを入れておこうと近所のガソリンスタンドに行きましたが、なにせ電気が通っていないためどこもあいておらず。


一件だけ、手動でくみ上げる方法でガソリンを販売していたスタンドをみつけ、30分ほど並んで給油できました。

しかし、13リッターまでの制限つき。

とりあえず、ナビがついているほうの車を給油して帰ってきました。





その日の夜も停電は続き・・・。

暗闇の中で日中に作っておいた夕飯を食べ、あまりの暗闇に耐えられずに市役所へむかいました。