ご無沙汰になってしまいました!ペンショントワイライトのオーナーくらちゃんです!



いやー、この10日ほどですか、実はかなり凹んでました!へこたれてました!

まったくこんな弱い男が事業を営んでいけるのかと自己嫌悪に陥る始末…。



何があったかというと、年が明けてから会社に退職届を提出し、3月いっぱいでの退職が決定。実はここからがへこたれ始め。



いざ春からの開業、会社を辞める事も決定!…したところで、ネガティブなスパイラルに陥ってしまったのです。



今まで自分の生活を支えてきた会社からの収入がなくなる…
ペンションを始めたところでお客さんは入るのだろうか…
もし入らなかったら…?
今不況だし…
今考えているやり方で大丈夫なのか?



と、一つのマイナス思考がどんどん膨らんで、成功している自分のイメージをまったく持てなくなってしまった…!


こうなってしまうともう駄目。何にも手につかなくなるし、考えるのも嫌になる。
全世界の人が敵に見えてくるし、自分がとても小さく、愚かな存在に思えてくる。



どんどんネガティブスパイラルの中に落ちてゆく自分。



そんな中で、前の会社(某日帰り温泉)のN社長の事が思い出されました。

N社長はいつも笑っていて、つらい事もガンガン乗り越えていく人だったなぁと。
N社長には一体どれくらいの重責が乗っていたのだろうかと。
32歳で5億の借金をして温浴事業を立ち上げ、どれだけのプレッシャーがかかっていたのかと考えると、N社長と比べて今悩んでいる自
分がとても小さく感じられる。


N社長だって、掘っても出るか分からない温泉を借金して掘って、足りない資金の調達に奔走し、きっと落ち込んだ日も悩んだ日もあったんだろうなと、今なら想像がつく。



当時あの人の下で働いていた頃はそんな事全然理解していなかった自分がいた。



N社長にも弱音を吐きたいときもあったろうな。
しかしトップに立つものが弱音や後ろ向きなことを言えば、うまくいくものもうまくいかなくなるのをきっと知ってたんだろうな。


つらい時も困難なときも常に前向きに、笑顔を忘れずにいたN社長。

今はN社長の人間としての器を偉大なものと感じる事ができます。
僕が見習う事のできる、一番近くにいたお手本は、やはりN社長なんだと、そう思いました。



N社長からもらったものが今眩しいほどに輝いていて、そこに向かえば道が開けるような気がする。


答えが出るのはまだ先の事。
でも、オープニング社員の僕達によく言っていた社長の言葉。


「準備は悲観的に!始まったら楽観的に!」



今の僕はどんなにつらくても不安でも、弱音を吐くことだけはしてはいけない。
そうやって、これでもか!これでもか!と悲観的に準備して、自信を持ってオープンするしかない。

常に前向きに頑張るしかないんだと、自分に言い聞かせる、今日この頃でした。