朝から起きられない、実は「SNS」が原因かも?世界で進む「SNS規制」
日々の健康相談の中で、たまに**「朝から起きられない」といったお悩みがあります。お話を伺っていると、実はその背景に「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)との距離感」**が関係しているケースが少なくありません。今、この問題は日本だけでなく、世界中で非常に大きな注目を集めています。世界で加速する「未成年のSNS禁止」実は最近、海外ではSNSの健康リスクに対して非常に厳しい規制が始まっています。 オーストラリア:2024年末、世界に先駆けて**「16歳未満のSNS利用を禁止」**する法律が成立しました(2025年12月施行)。SNSが子供たちの心身の健康に与える悪影響を、国として重く受け止めた結果です。 ヨーロッパ諸国:フランス、スペインなどでも、同様の年齢制限の検討が進んでいます。こうした動きの背景には、SNSによる依存や、それに関連する不安、睡眠障害などの健康リスクが、個人の努力だけでは解決できないほど深刻化しているという現実があります。最新研究でわかった「効果的な対策」世界が規制に動く一方で、医学的な研究(メタ解析や介入研究)では、すでにいくつかの有効な解決策が示されています。 認知行動療法(CBT)などの専門的ケア自分の行動パターンを見直す「認知行動療法」は、SNS依存の症状を軽減し、うつや不安を改善する上で、非常に高い効果があることが報告されています。 教育と家庭でのルール作りただ禁止するだけでなく、メディアリテラシー(情報の扱い方)を学ぶことや、親が状況に応じて適切に関わる「ペアレンタル・メディエーション」が、依存傾向を抑える鍵となります。 周囲のサポートとリソース強化家族や友人の支えがあることで、SNSの負の影響を和らげることが分かっています。孤独を感じさせない環境づくりが、心の健康リテラシーを高めることにつながります。薬局として、私たちができること漢方の世界には**「心身一如(しんしんいちにょ)」**という言葉があります。心と体はつながっており、どちらか一方が乱れれば、もう一方にも影響が出るという考え方です。「朝から起きられないから薬を飲む」だけでなく、その原因がSNSによる脳の疲れにあるのなら、**デジタル・デトックス(SNSと距離を置く時間)**を作ることが、何よりの「処方箋」になることもあります。当薬局では、血流改善や自律神経の乱れの是正に加え、こうした最新の世界情勢や医学的知見に基づき、皆さまの生活習慣に寄り添ったアドバイスを大切にしています。「子供のスマホ利用が心配…」「SNS疲れで眠れない・起きられない」 そんなふうに感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの毎日が、心穏やかで健やかなものになるよう、私たちは皆さまの声に真摯に耳を傾け続けます。